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探偵の仕事とは
探偵という職業は、何かロマンやドラマの世界という印象が強いかもしれません。そして真っ先にイメージが浮かぶのは浮気調査ではないでしょうか?しかし、実際の探偵は浮気調査ばかりやっているとも限りません。実際には依頼者であるクライアントとの大きな信頼関係に基づき、時には科学的な調査手法を駆使したり、尾行や張り込みなどアナログ的手法を用いて、証拠を採取するなどの繊細な業務になります。今回のコラムでは、探偵の業務内容や実際の現場、そして未来について掘り下げて解説していきます。少しでも探偵の職種が皆さんの身近な存在に感じられるようになれば嬉しいです。
探偵業務の分類
探偵業務は大きく分けると次のような分野に分類されます。
- 個人調査
- 人間関係や個人情報に関する調査で、浮気や不倫調査、行方不明者の捜索、ストーカー被害の調査などが含まれます。
- 最近では、SNSを利用した嫌がらせやオンラインストーカーの調査も増えています。
1.企業リスク調査
- 企業に関する正当な情報収集や、重要な取引先や競合の調査、不正行為の解明などを行います。
- 例えば、従業員による内部告発や不正行為の調査が該当します。
参照元サイト:https://www.nttsecurity.com/
- 婚姻前調査
- 結婚相手の背景調査や過去の経歴確認を行い、安心して結婚生活を始めるためのサポートを提供します。
- この分野は特に、国際結婚において注目されています。
参照元サイト:https\://www.tanteifile.com/
2.法律支援調査
- 弁護士や法的専門家と連携し、不倫やDVの証拠収集、裁判資料の作成支援などを行います。
- 法律的に有効な証拠を収集するため、高度な技術と専門知識が求められます。
参照元サイト:https://www.houterasu.or.jp/
3.デジタルフォレンジック
- パソコンやスマートフォンのデータ復元、SNS上のトラブル対応、サイバーセキュリティの調査など、デジタル時代に特化した調査分野です。
- 特に、企業における情報漏洩やサイバー犯罪の解明で需要が高まっています。
参照元サイト:https://www.ktk.gr.jp/
探偵が使用する主な技術とツール
現代の探偵業務では、最新技術を活用した調査が一般的です。ここでは、探偵が使用する主なツールや技術を紹介します。
- GPS追跡装置
依頼の内容により使える案件と使えない案件がありますが、合法の範囲内で使用する事もある。探偵が尾行や行動確認に使用する基本的なツールで、対象者の位置情報をリアルタイムで把握できます。 - 高性能カメラ、超小型カメラと録音機材
探偵の調査の証拠収集に使用される必須アイテムです。赤外線対応カメラや長距離録音機材など、用途に応じた機器を使い分けます。最近ではインターネット環境を利用した遠隔監視システムが導入されるケースが多くなってきております。 - ドローン
特定のエリアを広範囲に監視する際や、アクセスが難しい場所での調査に活用されます。 - データ解析ソフトウェア
SNSやインターネット上の情報を分析するためのツールで、投稿内容やアカウントの関係性を特定します。 - 暗号解読ツール
パスワードの解析や暗号化されたデータの解読に使用されます。
現場での注意点
探偵が業務を遂行する際には、法律や倫理を遵守することが最も重要です。調査の手法や情報の扱い方次第では、法的問題を引き起こす可能性があります。
- 探偵調査に於ける正当性の確保
無許可の監視行為やプライバシー侵害は、法律で厳しく禁止されています。調査は常に合法的な範囲で行われるべきです。 - 個人情報保護(プライバシー保護)
クライアントから得た情報や調査結果を適切に管理し、第三者に漏洩しないよう徹底する必要があります。 - 安全管理
特に尾行や直接調査を行う際には、探偵自身の安全も確保する必要があります。危険な状況では調査発覚のリスクを考慮し、撤退する判断も重要です。
実際の事例
1.浮気調査
- ある男性クライアントから、妻の行動に不審を感じるという依頼を受けました。私たち探偵は尾行と聞き込みを駆使し、ホテルでの密会現場を写真と映像で記録。結果的に、裁判で有効な証拠として提出され、クライアントの権利を守る助けとなりました。
2.企業の不正行為調査
- 大手企業から、内部告発の信憑性を調査してほしいという依頼を受けました。調査の結果、実際に従業員が会社の資金を横領していた事実が発覚。迅速な対応により、大きな被害を防ぐことができました。この他にも後に全国紙を飾るようなビッグ事件を担当する事も多くあります。
3.行方不明者の捜索
- ある家族から、突然行方不明になった子どもの捜索依頼がありました。GPS履歴や目撃情報を基に捜索を進め、無事に保護することができました。家族の感謝の言葉が探偵チームの励みとなりました。
探偵業界の未来
近年、テクノロジーの進化により、探偵業務も大きく変化しています。AIやビッグデータ解析を活用した調査手法が主流となりつつあり、従来の方法に比べて効率性が大幅に向上しました。
- AIの活用
顔認識技術や行動予測アルゴリズムを活用し、調査の精度が飛躍的に向上しています。 - 国際案件への対応
グローバル化が進む中、海外での調査依頼も増加しています。特に国際的なビジネスにおける信用調査や、国外での行方不明者捜索が注目されています。 - 倫理的調査の重要性
調査手法の透明性や倫理性がますます重視されるようになっています。探偵業界全体で「エシカル・インベスティゲーション(倫理的調査)」を推進する動きが広がっています。
これからの探偵は、テクノロジーを駆使するだけでなく、依頼者との信頼関係を築き、倫理的な視点で調査を進めることが求められます。プロフェッショナルとしての誇りを持ち、法を遵守しながら社会に貢献する探偵の役割は、今後もますます重要になるでしょう。
探偵業界に興味を持つ方や、実際に調査を依頼したい方は、ぜひ信頼できる当探偵事務所にご相談ください。
総合探偵社R.A.Dお問い合わせ窓口0120-55-006824時間365日承っております
メールでのお問い合わせはこちら 24時間365日承っておりますこの探偵コラムの著者
梅澤 賢樹
Umezawa Masaki
総合探偵社R.A.D CEO
株式会社ディバイン代 代表取締役社長
総合探偵社リザルト東京 副代表
株式会社リザルト 専務取締役
PROFILE
大手探偵社にて探偵としての調査スキルを習得した後、独立。探偵歴23年のキャリアを誇り、年間500件以上の浮気問題や人探しなどの探偵業務を取り扱う現役の探偵として活躍している。2007年に東京都港区六本木に「総合探偵社リザルト東京」を設立。六本木を中心としたエリアで浮気調査・企業の法人調査を多数取り合う。2023年に総合探偵社R.A.Dを埼玉県川口市に設立。主に東京都・埼玉県内を中心に年間約500件の浮気調査を取り扱うカリスマ探偵として活躍中。
浮気問題に強い弁護士や家庭問題を取り扱うカウンセラーなどの専門職と連携して多くの浮気問題を解決してきた実績がある。
・20年間で延べ10,000件超の尾行・張り込み実績あり
・探偵業法/個人情報保護法研修を年1回研修を実施
・探偵業開始届出証明書番号:埼玉県公安委員会 第43230057号(総合探偵社R.A.D)
・探偵業開始届出証明書番号:東京都公安委員会 第30070007号(総合探偵社リザルト東京)
・弁護士事務所、家庭問題カウンセラー協力契約店
・離婚調停/訴訟提出用報告書の裁判採用率96%(2023‑2024)
