
はじめに|なぜ「探偵費用」はわかりにくいのか?
「探偵っていくらかかるの?」「思っていたより高額だったらどうしよう……」
——このような不安や疑問を抱えたまま、調査を躊躇している方は少なくありません。浮気や失踪など、切実な悩みがあるからこそ、すぐにでも真実を知りたい。しかしその一方で、“探偵費用”という見えないハードルに足を止められてしまう人が多いのが実情です。
実は探偵業界では、「定価」や「一律料金」が存在しません。
なぜなら、調査の目的・対象者の行動パターン・移動範囲・居住地・調査期間・調査員数・使用機材など、あらゆる条件によって手間や難易度が大きく変わるからです。同じ「浮気調査」であっても、AさんとBさんでは費用が数倍違うことも珍しくありません。
さらに、探偵社によって料金体系や契約方式も異なります。
たとえば「時間制」と「パック制」では費用の考え方が根本的に異なり、追加費用の有無やキャンセル料の設定など、契約書の内容次第で“予想外の出費”が発生するケースもあります。
また、インターネット上には「格安・激安探偵社」「成功報酬で0円から!」といった魅力的な広告が並んでいますが、その裏にリスクが潜んでいることも……。
安さに釣られて契約した結果、「証拠が取れなかった」「調査が雑だった」「後から高額な追加料金を請求された」という声も後を絶ちません。
だからこそ、正しい知識と目を持って“費用の仕組み”を理解することが、失敗しない探偵選びの第一歩になるのです。
このコラムでは、探偵歴20年以上・調査実績10,000件超の現役探偵が、業界の内側から「探偵費用のすべて」を徹底解説。以下のような内容をわかりやすくお伝えしていきます。
- 費用の相場と最新データ
- 料金体系の違いと選び方
- 実際の見積書に見る内訳と注意点
- 安すぎる探偵社の危険性と失敗事例
- 自分に合った費用プランの選び方
- 調査費用を抑える具体的な方法
- 現役探偵からのアドバイス
「損をしない」「後悔しない」探偵依頼を実現するために、ぜひ最後までお読みください。
【このコラムでわかること】
- 探偵費用の相場と料金体系の仕組み(2025年最新版)
- 実際の調査でかかる費用の内訳と見積書の読み方
- 「安すぎる探偵」に潜むリスクと回避する方法
- 自分のケースに合った最適な料金プランの選び方
- トラブルを避けるための契約時チェックポイント
- 調査費用を抑える5つのテクニック
- 信頼できる探偵社の見極め方とE-E-A-Tの視点
- 実際の費用事例(浮気調査・人探し・企業調査 など)
- よくある質問と現役探偵からのアドバイス
【目次】
- はじめに|なぜ「探偵費用」はわかりにくいのか?
- 探偵費用の相場|浮気調査・人探し・素行調査の最新データ
- 料金体系の種類と仕組み(時間制/パック制/成功報酬型)
- 調査費用の内訳|見積書の見方と注意点
- 「安すぎる探偵」の危険性と実際の失敗例
- 追加費用やキャンセル料で揉めないための事前確認事項
- 調査費用を抑えるための5つの方法
- ケース別費用事例【浮気調査/人探し/企業調査】
- 探偵選びで失敗しないための10のチェックリスト
- よくある質問(FAQ)|料金に関する不安を一掃
- 現役探偵からのアドバイス|信頼できる探偵はここが違う
- まとめ|後悔しない探偵費用と信頼できる依頼の仕方
2. 探偵費用の相場|浮気調査・人探し・素行調査の最新データ
探偵に依頼する際、多くの方が最初に気になるのが「一体どれくらい費用がかかるのか?」という点です。しかし、調査の種類や難易度、調査対象の状況によって、費用は大きく異なります。
以下は、2025年現在における全国主要探偵50社を対象とした費用調査をもとにした、代表的な調査ジャンル別の平均相場です。
調査種類 | 1時間あたりの相場 | 総額の平均 | 主な説明・特性 |
---|---|---|---|
浮気調査 | 7,000〜20,000円 | 15〜50万円 | 調査日数・尾行対象の動き・証拠の質により大きく変動 |
人探し | 50,000〜300,000円 | 100,000〜800,000円 | 手がかりの有無(顔写真・氏名・連絡先)で大幅に変動 |
素行調査 | 6,000〜15,000円 | 100,000〜400,000円 | 対象者の生活パターンや行動範囲が広いほどコスト増 |
※上記は「調査員2名体制×首都圏エリア」のモデルケース。地方では単価がやや下がる傾向があります。
各調査ジャンルの費用イメージと注意点
▶ 浮気調査の相場
- 目安総額:15万円〜50万円前後
- 調査時間が長引くケース(例えば、夜間尾行や複数日にわたる証拠収集)では費用が跳ね上がる傾向があります。
- 一方で、相手の行動パターンがつかめており、調査時間が限定できる場合はコストダウンが可能です。
✅【現場の声】
「金曜日の夜と土曜の昼だけ調査を依頼した結果、1日6時間×2日=計25万円程度で証拠撮影に成功したケースもあります。」
▶ 人探しの相場
- 目安総額:10万円〜80万円
- 最も金額に幅が出る調査。
所在地が不明な元恋人、離婚後に行方不明になった配偶者、認知症の家族、音信不通の債務者などケースによって難易度が大きく異なります。 - 「今どこにいるか」だけでなく「本人に会いたい・連絡したい・交渉したい」といった目的の有無でも費用と調査方法は変わります。
✅【プロのアドバイス】
人探しは「古い情報でも手がかりが多い人」ほど成功率が高く、費用も抑えやすい傾向にあります。
▶ 素行調査の相場
- 目安総額:10万円〜40万円前後
- 浮気調査に似ていますが、「不審な行動がある社員の行動監視」や「子どもの交友関係調査」「婚約者の信用調査」など、目的が多岐にわたります。
- 対象者の生活パターンをある程度把握している場合は、調査日数を限定して効率的に進めることが可能です。
相場の“裏側”にある3つの変動要因
探偵費用の見積もりは、以下の要素によって上下します。
- 調査地域(都心部ほど高額・地方はやや低額)
- 調査時間帯(深夜や早朝は割増料金がかかることも)
- 調査対象者の警戒度(尾行困難な相手ほど調査員を増やす必要あり)
なぜ「相場」だけで判断してはいけないのか?
相場はあくまで“目安”にすぎません。大切なのは「自分のケースにとって必要な調査ボリュームと見積もりの中身」です。
たとえば、30万円の調査費でも「証拠動画+報告書+弁護士紹介+写真撮影」などが含まれている場合と、10万円で「簡易報告メールのみ」ではコストパフォーマンスが大きく異なります。
価格だけで比較するのではなく、内容・対応・信頼性のバランスを重視することが重要です。
3. 料金体系の種類と仕組み(時間制/パック制/成功報酬型)
探偵の費用体系は、いわゆる「パッケージ商品」ではありません。
各探偵社によって提示される料金プランには違いがあり、大きく分けると次の3つに分類されます。
- 時間制プラン(定額型)
- パック制プラン(定額パッケージ型)
- 成功報酬型プラン(成果連動型)
それぞれにメリット・デメリットがあり、調査目的や状況に応じて選ぶべきプランが変わってきます。
ここでは各プランの特徴を、実例とともに詳しく解説します。
① 時間制プラン(1時間単位×調査員数)
▷ 仕組みの概要
「1時間あたり●円」というシンプルな課金方法で、依頼者が指定した日時・時間に調査を行うプランです。
実際には「調査員3名体制」が基本となるため、**“3名×3時間=6時間分の料金”**が計上されます。
▷ 費用イメージ
- 調査員3名 × 3時間 × 1時間あたり7,000円 = 63,000円(+税)
- ※上記は車両費・報告書代などを含まないケースもあり要注意。
✅ メリット
- 必要最低限の時間だけ依頼できる
- 行動パターンが読める場合に費用が抑えられる
- 比較的透明性が高く、調整しやすい
❌ デメリット
- 調査が長引くと費用が予想以上に高額に
- 尾行中の突発的な動き(移動・寄り道・宿泊など)で延長費用が発生
- 調査中に「やっぱりもう1時間延長」となると対応が不安定な事業者も
▶ こんな方におすすめ
- 調査日時をある程度特定できる方(例:毎週金曜夜に浮気の可能性)
- 短時間で結果を出せると見込める方
② パック制プラン(一定時間・日数まとめて依頼)
▷ 仕組みの概要
あらかじめまとまった調査時間をセット価格で購入する方式。
「30時間パックで45万円」など、時間単価に割引があるケースが一般的です。
▷ 費用イメージ
- 30時間パック:450,000円(1時間あたり調査員1名単価5,000円)
- → 通常の時間制より10〜30%程度割安になるケースも
✅ メリット
- 長時間の調査になる場合にコストを抑えやすい
- 調査日を柔軟に分けて使える(例:平日3時間+土曜6時間など)
- 契約時に総額が見えるので安心感がある
❌ デメリット
- 調査時間を使い切らない場合でも返金されないケースが多い
- 必要以上の時間を買ってしまい無駄になる可能性も
▶ こんな方におすすめ
- 相手の行動が不規則な場合や証拠取得まで時間がかかりそうな方
- 「証拠が取れるまで複数日で依頼したい」と考えている方
③ 成功報酬型プラン(成果が出たら支払い)
▷ 仕組みの概要
調査が成功した場合のみ報酬が発生するという仕組み。
一見「リスクが少ない」「損をしない」ように思えますが、実は注意すべきポイントが多いプランでもあります。
▷ 費用イメージ
- 基本料金:0円(調査実施費)
- 成功報酬:1回の成功条件達成につき450,000円~(証拠取得時のみ支払い)
※「成功」の定義があいまいなままだとトラブルの原因に。
✅ メリット
- 成果が出ない限り、高額な支払いを免れることができる
- 「絶対に証拠が必要」という状況では費用対効果が高い
❌ デメリット
- 成功の定義が不明確な探偵社がある(例:「車に乗っただけで成功とされる」)
- 成功報酬額が不当に高く設定されている事例も
- 結局、総額で時間制より高くつく場合も
▶ こんな方におすすめ
- 「確実な証拠が取れたときにだけ費用を払いたい」人
- 経済的なリスクを最小限に抑えたいが契約書内容をしっかり確認できる人
【重要】料金プランを選ぶ際の比較チェック表
プラン名 | 向いている人 | 総額の明瞭性 | 調整のしやすさ | リスク |
---|---|---|---|---|
時間制 | 短時間調査向き | △ | ◎ | 延長で高額に |
パック制 | 中〜長期調査向き | ◎ | ○ | 使い残しリスク |
成功報酬型 | 証拠最優先型 | △(定義次第) | △(契約条件に依存) | 成功定義の曖昧さ |
より詳しい蘭亭費用に関するご案内は弊社料探偵調査費用料金表もご確認ください。
現役探偵のアドバイス
「“成功報酬”という言葉に安心して契約する方が多いですが、実は一番注意が必要なプランです。成功条件・対象の明記・追加料金の定義があいまいな契約書には要注意です。契約前に内容をしっかり読み込み、不明点はすべて質問することを強くおすすめします。」
4. 調査費用の内訳|見積書の見方と注意点
探偵に依頼する前に必ず確認しておきたいのが「見積書の内訳」です。
単に「調査費:30万円」とだけ書かれていても、何にどれだけかかっているのかがわからなければ、あとからトラブルになりかねません。
特に、初めて探偵に依頼する方は、“専門用語”や“契約書の表現”に戸惑うこともあるでしょう。ここでは、見積書で確認すべき主要項目と注意点を、わかりやすく整理してご紹介します。
■ 見積書に記載されるべき主な内訳項目
項目名 | 説明 | 注意点 |
---|---|---|
基本調査費 | 調査時間×調査員数×時間単価の計算で算出 | 「1名あたり」なのか「2名セット」なのかを確認 |
人件費 | 調査員の拘束にかかる費用(待機・移動時間も含まれることあり) | 実働時間だけでなく拘束時間ベースかも要確認 |
機材費 | 車両(バイク・車)、高性能カメラ、暗視装置、GPSなどの使用料 | 「無料」とうたって後から追加請求されるケースも |
交通費・宿泊費 | 移動距離や遠方調査に応じて変動 | 「別途精算」とある場合、明細の提示を求めること |
報告書作成費 | 証拠写真・映像・調査報告書の作成料 | 冊子化の有無や写真枚数、映像形式も確認すべき |
成功報酬 | 結果が得られた場合のみ支払う成功報酬(契約時明記要) | 成功の定義が明確かどうかを事前にチェック |
追加料金 | 延長調査、突発対応などにかかる費用 | 「1時間あたりいくらか」事前明記が望ましい |
消費税 | 税込み価格か、税抜価格かを明確に | 総額表示かどうかで印象が変わる点に注意 |
キャンセル料 | 調査前の中止・途中解約時の費用負担 | 日数による変動制か、定額かを確認 |
■ 実際の見積書例(モデル)
--------------------------------------
■基本調査費用
・調査員3名 × 5時間 × 7,000円 = 105,000円
■機材使用料(車両1台、望遠カメラ)
・10,000円
・5,000円
■報告書作成費用
・写真付き報告書作成 無料
■交通費(調査地:都内)
・実費請求
■消費税(10%)
・12,000円
■合計:132,000円(税込)
--------------------------------------
このように明細が分かれている見積書であれば、信頼性の高い探偵社である可能性が高いです。
■ 注意すべき“見積書トラブル”3選
⚠ トラブル1:一式表示で中身が見えない
例:「浮気調査一式:30万円」など
→ 何にいくらかかっているのか分からず、追加費用の温床になる可能性が。
⚠ トラブル2:消費税・交通費が「別途」とだけ記載
→ 最終的に追加で数万円が発生し、想定より大幅に高くなるケースも。
⚠ トラブル3:口頭での説明のみ、見積書が発行されない
→ 法的なトラブル時に証拠にならず、泣き寝入りになるリスクも。
■ 契約前に確認すべき5つのポイント(チェックリスト)
- □ 調査費用の内訳は明確に記載されているか?
- □ 成功報酬の定義と金額は契約書に明記されているか?
- □ 機材費・交通費などは「込み」か「別途」か?
- □ 延長調査や突発対応の料金が明示されているか?
- □ キャンセル時の規定・返金条件は提示されているか?
■ 現役探偵のアドバイス
「“一式で○万円”という見積もりを出す探偵社は、経験上あまりおすすめできません。
適正な探偵社は、依頼者の不安を減らすためにも明細を細かく出します。金額だけでなく“その中身”こそが、信頼できる探偵社を見抜く鍵です。」
次に進めるセクションは「5. 安すぎる探偵の危険性と実際の失敗例」です。
続けて執筆を進めてもよろしいでしょうか?それともここまでで修正点等ございますか?い。
5. 「安すぎる探偵」の危険性と実際の失敗例
「探偵 費用」と検索すると、上位に表示されるのは「格安」「最安値」「0円調査」など、魅力的な言葉を並べた広告ばかり。
誰だって、なるべく安く済ませたいという気持ちはあります。ですが、その“安さ”の裏には、思わぬリスクが潜んでいます。
実際、私たちのもとにも**「他社に依頼して失敗した」「安さにつられて後悔した」**というご相談が年々増えています。
■ なぜ“安い探偵”に注意が必要なのか?
安価な料金を提示する探偵社には、次のような問題が起こりやすい傾向があります。
リスク内容 | 説明 |
---|---|
調査員の質が低い | 未経験者・アルバイトが調査を担当しているケースも |
追加料金の発生 | 広告では安価に見せかけて、後から費用を上乗せ |
証拠が使い物にならない | 映像が暗い、対象者が写っていない、日時が不明など |
法律を無視した調査 | 不正アクセス・盗聴・不法侵入などで依頼者が訴えられる可能性も |
クーリングオフ未対応 | 契約解除時の返金トラブルが多い |
報告書が存在しない | 口頭説明のみ、証拠映像の提示なしなど杜撰な対応 |
■ 実際の失敗事例3選
【失敗例①】「調査費5万円」に飛びついたが、証拠ゼロ
広告では「1日5万円」「証拠取得率98%」と書かれていたため依頼。
ところが、調査後に受け取った報告は「対象者が外出せず、何もなかった」という紙1枚のみ。
しかも後日、「追加調査には1日ごとに別途5万円必要」と言われてトラブルに。
✅問題点:成功条件の定義が曖昧。契約時の説明不足。
【失敗例②】報告書に証拠写真なし、映像もブレブレ
他社に依頼したものの、渡されたのは「対象者が出入りする様子を記録した」とだけ書かれた報告書。
映像データは低画質・夜間撮影で、顔も車両ナンバーも確認できず、弁護士から「これでは証拠にならない」と突き返された。
✅問題点:調査品質の低さ・カメラ機材の劣化・スキル不足。
【失敗例③】「証拠が取れたら成功報酬」と言われたが…
成功報酬型ということで安心して契約。しかし後日、「対象者が異性と同乗していたから成功」とされ、報酬20万円を請求された。
実際には手をつないだりラブホテルに入るなどの“決定的証拠”はなく、納得できずに揉める結果に。
✅問題点:成功条件の曖昧さ・契約内容の不備。
■ 広告の言葉に惑わされないために
安さをアピールする探偵社は、こんな文言を使ってきます。
- 「初回限定価格!1時間3,000円~」
- 「成功報酬のみで安心」
- 「完全成果主義・証拠がなければ無料」
- 「即日調査・最短30分で出動」
これらの表現には注意が必要です。
特に「●●円~」「●●%成功」などの“~・%表記”は、実際の契約条件と大きく異なることがあります。
本当に必要なのは「安さ」ではなく、「納得できる成果と安心できる対応」です。
■ 現役探偵からのアドバイス
「“安すぎる”探偵社の多くは、価格で勝負するしかない理由があります。
逆に、調査技術・報告書・対応力に自信がある探偵社は、“安さ”より“信頼性”を売りにしています。
安さに目がくらんで、証拠が取れなかったら…その代償は金額以上に大きい。
本当に大切なのは、あなたの“目的”を達成するための調査です。」
■ 失敗しないためのチェックポイント(簡易まとめ)
□ 口コミや実際の相談者の体験談を調べる
□ 広告価格だけでなく、見積書を細かく確認する
□ 成功報酬の「成功」の定義が明記されているか確認
□ 調査員のスキル・実績・証拠の質を事前に確認
□ 契約書にクーリングオフやキャンセル条項があるか
6. 追加費用やキャンセル料で揉めないための事前確認事項
探偵への依頼において、**契約前に最も注意すべきなのが「追加費用」と「キャンセル料」**です。
最初は「30万円」と言われていたのに、調査終了後に請求されたのは「45万円」だった——。そんな経験談は決して珍しくありません。
不安や焦りから契約内容をよく確認しないまま依頼してしまい、結果的にトラブルに発展するケースが後を絶ちません。
ここでは、**費用トラブルを未然に防ぐための“確認すべきポイント”**を詳しく解説します。
■ よくある「追加費用」の例
費目 | 内容 | 要注意ポイント |
---|---|---|
調査延長費 | 調査が予定時間を超えた場合の延長料金 | 1時間あたりの単価と単位(1名あたり/1チーム)を明記しているか |
車両追加費 | 対象がタクシーや高速移動をした際の車両追跡用追加 | 車両使用料が固定か変動かを要確認 |
調査員追加費 | 尾行困難な場合や対象が2名以上の場合 | 1人追加ごとの費用と事前連絡の有無 |
宿泊・長距離費 | 調査が地方や宿泊を伴う場合 | 遠方調査における出張費・高速代など |
機材費 | 暗視カメラ・望遠レンズ・GPS機材などの特殊装備 | 「無料」と広告していても契約書に別料金があることも |
✅【実例】
広告では「GPS無料」と書かれていたが、契約書の別紙に「GPS管理費 月額15,000円」と記載。
トラブルになったが「同意署名済み」として請求された事例あり。
■ キャンセル料で揉めやすいパターン3選
① 調査前日〜当日のキャンセルで全額請求
→「人員手配・車両確保済み」として全額支払いを要求されることも。
② 契約書に“途中解約”の記載がない
→依頼者側から解約したい場合、残金全額を請求されるケースあり。
③ クーリングオフ対象外と主張される
→訪問契約では法律上8日以内のクーリングオフが認められますが、それを説明せず「対象外」とされる悪質事例も。
■ 契約前に確認すべき「7つの費用トラブル防止チェックリスト」
- □ 延長調査が発生した場合の料金単価(1時間あたり・調査員1名あたりなど)
- □ 「報告書作成費」「車両費」「機材費」が最初の見積もりに含まれているか
- □ 宿泊費・交通費などが一律 or 実費清算か
- □ 成功報酬の条件と、その支払いタイミング
- □ キャンセル料の発生タイミング(何日前まで無料か)
- □ 契約書にクーリングオフの記載があるか
- □ 見積書と契約書の内容に相違がないか
✅【豆知識】
クーリングオフは「事務所以外(訪問・カフェ等)で契約した場合」に限り、8日以内であれば無条件で解除可能(特定商取引法 第48条)。この説明がない探偵社は要注意です。
■ 信頼できる探偵社はここが違う
優良な探偵社であれば、契約前に次のような対応をしてくれます。
- ✔ 延長時の費用発生条件を明示してくれる
- ✔ キャンセルや解約のルールを口頭・書面で丁寧に説明
- ✔ クーリングオフ制度についても自主的に案内
- ✔ 「〇時間×〇日で費用は上限△△万円まで」と明確に上限を設定
■ 現役探偵のひとことアドバイス
「契約書に“曖昧な言葉”があるときは必ず聞き返してください。
例えば“必要に応じて追加料金が発生します”という表現があれば、『その必要とは何か?』『いくらまでかかる可能性があるのか?』を事前に明確にすべきです。
わからないことを遠慮してしまうと、後で泣きを見ることになります。」
7. 調査費用を抑えるための5つの方法
探偵に依頼したいけれど、やはり気になるのは“費用の負担”。
しかし実は、事前の準備やちょっとした工夫で、調査費用を大きく抑えることが可能です。
ここでは、現役探偵が教える「費用を節約するための具体的な方法」を5つに絞ってご紹介します。
方法①|事前情報をできるだけ詳しく提供する
✔ ポイント:調査対象の行動パターン・勤務先・移動手段・過去の浮気傾向など
探偵にとって最も重要なのは「調査の入り口情報」です。
たとえば、「この曜日のこの時間帯に浮気している可能性が高い」「最近よく立ち寄る店」「使っている車の車種・ナンバー」など、ピンポイントな情報があると調査時間が大幅に短縮できます。
✅【節約効果の例】
調査時間を3日から1日に短縮 → 時間制調査で約10万円以上の節約も可能
方法②|浮気の“日時と場所”を特定してから依頼する
✔ ポイント:行動履歴を記録・分析して“濃い曜日”を見極める
「土曜の夜に外出が多い」「急に残業や出張が増えた」など、違和感のあるタイミングに注目しましょう。
スマホの位置情報、カレンダーの記録、ICカードの履歴などを活用すれば、浮気の可能性が高い日を特定できます。
調査対象が“何曜日の何時ごろに怪しい行動をするか”が分かれば、無駄な調査時間を省いてコストカットできます。
✅おすすめアクション:
「調査してほしい日を3日以内に絞って依頼する」
方法③|パック制プランをうまく活用する
✔ ポイント:長時間の調査を予定している場合は「割引付きパック制」を選ぶ
浮気相手との密会は、1日だけで終わらないケースが大半。
「継続的な調査が必要」「週末ごとに監視したい」という場合は、1時間ごとの課金よりも、あらかじめまとまった調査時間を確保しておくほうが割安になります。
✅例:通常プランだと 1時間1.5万円 × 30時間=45万円
→ パック制なら30時間で30万円など、大幅な割引あり
方法④|GPS機器レンタルと組み合わせて使う(※合法範囲内で)
✔ ポイント:対象者の動きをリアルタイムで把握し、尾行の起点を最適化
探偵社によっては、GPS端末を依頼者に貸し出すサービスを行っている場合があります(ただし設置は違法リスクがあるため、慎重な判断が必要)。
GPSの位置情報をもとに「今から調査開始すれば最短で証拠が取れる」といった判断ができるため、尾行の無駄打ちを減らせます。
⚠ 注意:車両が共有名義でない場合のGPS取り付けは違法の可能性があります。必ず探偵社・弁護士に相談を。
方法⑤|複数社から見積もりを取り、比較する(相見積もり)
✔ ポイント:最低でも2~3社に相談してみること
「安すぎる業者は危険」とは言っても、費用感が分からなければ判断は難しいもの。
そこでおすすめなのが、**複数の探偵社に同条件で見積もりを出してもらう“相見積もり”**です。
料金だけでなく、「見積書の透明性」「説明の丁寧さ」「相談対応の印象」なども比較材料になります。
✅【比較の例】
A社:時間制/2名体制/1時間15,000円/詳細見積あり
B社:パック制/20時間30万円/機材費込み/報告書なし
→ 見積内容で差が出るため、納得の選択が可能に
現役探偵のまとめアドバイス
「“安い探偵を探す”より、“賢く費用を抑える工夫”が長い目で見て一番の節約になります。
調査は“情報戦”。依頼者がどれだけ正確な情報を提供できるかによって、費用も成功率も大きく変わります。」
8. ケース別費用事例【浮気調査/人探し/企業調査】
探偵費用の“相場”を知っても、いざ自分のケースに当てはめて考えると「実際にはいくらかかるのか?」という疑問は消えないものです。
ここでは、探偵歴20年以上の筆者が実際に対応した事例をもとに、調査の流れと費用の内訳をリアルにご紹介します。
【事例①】浮気調査|週末の深夜に動く夫の行動調査
項目 | 内容 |
---|---|
依頼者 | 30代女性(会社員) |
対象者 | 夫(営業職/週末のみ外泊) |
調査目的 | 浮気の有無と証拠の取得 |
調査内容 | 金曜夜・土曜夜に尾行(飲み会終わり〜深夜2時まで) |
調査日数 | 2日間(1日5時間) |
調査員 | 2名体制 |
使用機材 | 車両1台、暗視カメラ2台、スマホ連携レコーダー |
報告資料 | 写真付き報告書+証拠映像+調査メモ |
▼ 費用の内訳
内訳項目 | 金額(税込) |
---|---|
基本調査費(10時間×15,000円) | 150,000円 |
車両・機材費 | 25,000円 |
報告書・DVD作成費 | 10,000円 |
交通費(市内) | 5,000円 |
合計 | 190,000円 |
▼ 調査成果
- 対象が20代女性とラブホテルに入る決定的瞬間を撮影
- 離婚調停時に証拠として弁護士が正式採用
✅ 探偵のコメント:「情報提供が正確で、ピンポイント調査が可能だったため費用を抑えつつ証拠取得できました」
【事例②】人探し|20年前に生き別れた実父を探したい
項目 | 内容 |
---|---|
依頼者 | 40代男性(会社経営者) |
対象者 | 実父(20年前に音信不通) |
調査目的 | 安否確認と連絡先の入手 |
提供情報 | 氏名・生年月日・出身地(市区町村まで) |
調査手段 | 戸籍調査・旧住所追跡・現地聞き込み |
調査期間 | 約3週間 |
▼ 費用の内訳
内訳項目 | 金額(税込) |
---|---|
基本調査費(パック制) | 330,000円 |
戸籍調査・行政調査 | 80,000円 |
現地調査(2日) | 60,000円 |
成功報酬(対象確認) | 50,000円 |
合計 | 520,000円 |
▼ 調査成果
- 現在の住居地を特定、本人の確認に成功
- 調査結果は書面+写真付き報告で納品
- 再会は叶わなかったが、連絡先は取得できた
✅ 探偵のコメント:「20年前の手がかりでも、地域特定と丁寧な聞き込みで成功率は十分あります」
【事例③】企業調査|競合企業が社員を引き抜いている?
項目 | 内容 |
---|---|
依頼者 | IT系中堅企業(人事部) |
対象者 | 元社員2名、競合企業1社 |
調査目的 | 不正競業行為の証拠収集(情報漏洩) |
調査手段 | SNS調査、現地張り込み、企業出入り撮影 |
調査期間 | 1週間(平日5日間) |
調査員 | 2〜3名体制/延べ35時間 |
▼ 費用の内訳
内訳項目 | 金額(税込) |
---|---|
基本調査費(35時間×18,000円) | 630,000円 |
特別機材費(長距離撮影機・集音装置) | 70,000円 |
車両・宿泊費(郊外含む) | 40,000円 |
報告書・証拠映像編集 | 20,000円 |
合計 | 760,000円 |
▼ 調査成果
- 元社員が競合企業に日常的に出入りしている様子を撮影
- 情報漏洩を示唆するSNS発言ログも併せて収集
- 法務部にて証拠提出し、契約違反請求へと発展
✅ 探偵のコメント:「企業調査は一般調査よりも費用が高めですが、裁判で通用する証拠を残すことが第一優先です」
▼ ケース別調査費用の早見まとめ
調査種別 | 平均費用帯 | 備考 |
---|---|---|
浮気調査 | 15〜80万円 | 時間制・パック制いずれもあり |
人探し | 10〜80万円 | 情報量が少ないほど高額傾向 |
企業調査 | 50〜100万円以上 | 法的対抗に備えた報告体制が必要 |
現役探偵のアドバイス
「同じ“浮気調査”でも、調査時間・証拠の種類・報告の質によって費用はまったく異なります。
高ければよい、安ければ悪いではなく、“その価格で何が得られるか”を基準に見てください。」
9. 探偵選びで失敗しないための10のチェックリスト
探偵への依頼は、人生を左右する重大な決断になることもあります。
「安さに飛びついて後悔した」「調査がずさんで証拠にならなかった」……そんな声を防ぐために、契約前に絶対に確認すべき10のチェックポイントをお伝えします。
以下の項目に1つでも「NO」がある場合は、依頼を再検討するか、他の探偵社との比較を強くおすすめします。
✅ 探偵選び10のチェックリスト
チェック項目 | 内容 | 解説・注意点 |
---|---|---|
① 探偵業届出証明書を保有しているか | 法律に基づいた届け出 | 警察署に届出済かどうか。番号明記が必須。 |
② 料金体系・費用の内訳が明確か | 見積書に詳細記載あり | 「一式表示」のみの探偵社は要注意。 |
③ 契約前に十分なヒアリングを行っているか | 相談時間や質問の対応力 | 依頼者の状況理解が浅いまま契約しないこと。 |
④ 成功報酬やキャンセル条件が契約書に明記されているか | 契約トラブル防止に重要 | 曖昧な表現(例:「必要に応じて追加あり」)に注意。 |
⑤ 調査報告書のサンプルを提示してくれるか | 証拠の質を事前に確認 | 写真の画質や内容の信頼性をチェック。 |
⑥ 担当調査員の経験年数や体制を説明してくれるか | ベテランか新人か | 調査員のプロ歴や2名体制など、体制の透明性があるか。 |
⑦ 口コミ・評判が実在性のある内容か | ネット情報の見極め | Googleマップ、実名付きレビューなど複数確認。 |
⑧ クーリングオフの説明があるか | 特定商取引法に基づく対応 | 契約場所や日付に応じた解約条件を説明するのが誠実な探偵社。 |
⑨ 弁護士や第三者との連携体制があるか | 法的対応の相談可否 | 弁護士紹介、裁判用資料の対応実績なども安心材料。 |
⑩ 調査後のフォロー・サポートがあるか | 証拠提出後のケアも重要 | 調査後にどう活用するか、相談対応があるかを確認。 |
■ このチェックリストの活用方法
- ✅ 契約前に印刷して手元に置き、探偵社との面談時にチェック
- ✅ 2〜3社で比較しながら、対応の差を見る
- ✅ 見積書・契約書・報告書の説明の質も含めて比較検討
■ 探偵歴20年のアドバイス
「料金や調査内容も大事ですが、最終的に頼れるのは“人”です。
面談時の受け答えや信頼感、丁寧さを感じられるかは、見積もり以上に重要です。
選ぶ段階で不安を感じた探偵社は、契約後もトラブルになる可能性が高い。違和感を無視せず、直感も信じてください。」
10. よくある質問(FAQ)|料金に関する不安を一掃
探偵への依頼を検討している方から、最も多く寄せられるのが「費用に関する質問」です。
「追加料金が発生するのでは?」「証拠が取れなかったらどうなる?」「料金って交渉できるの?」など、漠然とした不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。
ここでは、実際の相談者から寄せられた費用に関する代表的な質問10選に、現役探偵が明確にお答えします。
Q1:調査料金は分割払いできますか?
A:探偵社によっては可能です。
当社(R.A.D)をはじめ、一部の探偵社では**クレジットカード払いによる分割対応(最大24回など)**に対応しています。
ただし、対応していない探偵社もあるため、事前に支払い方法について必ず確認しましょう。
Q2:調査が失敗した場合でも費用は支払う必要がありますか?
A:料金体系によります。
時間制やパック制では「実施した時間に対して費用が発生」するため、証拠が取れなくても費用は請求されます。
一方、成功報酬型であれば「成功条件を満たさなければ報酬なし」という契約も可能です。ただし、成功条件が契約書で明確に定義されているかが重要です。
Q3:調査中に延長した場合、追加料金はどのくらい発生しますか?
A:1時間あたり15,000〜20,000円程度が相場です。
調査延長は1時間単位での請求となるケースが多く、調査員の人数や車両使用の有無によって異なります。
延長のたびにトラブルになるのを避けるためにも、契約前に「延長時の単価と上限」を確認しましょう。
Q4:見積もりは無料ですか?
A:多くの探偵社では無料です。
電話・メール・LINE相談などでの事前見積もりや相談は無料のところが多く、強引な勧誘も基本的にありません。
ただし、「面談での交通費請求」や「着手金の前払い」を求める探偵社には注意しましょう。
Q5:浮気調査だけでなく人探しや企業調査でも費用は同じですか?
A:調査の内容によって大きく異なります。
- 浮気調査:証拠収集に時間がかかるが比較的定型的
- 人探し:情報の有無によって大きく費用が変動
- 企業調査:調査時間が長く、機材や人数が増えることも
それぞれの目的や必要証拠の種類に応じて費用が最適化されます。
Q6:調査途中でやめた場合、キャンセル料はかかりますか?
A:契約書に基づいて発生する可能性があります。
調査開始前であれば無料キャンセル可能な場合もありますが、着手後や直前のキャンセルはキャンセル料がかかることが一般的です。
また、**クーリングオフの適用条件(契約から8日以内・訪問契約など)**も確認しましょう。
Q7:他社と料金を比較しても大丈夫ですか?
A:もちろんOKです。むしろ推奨します。
探偵は「高いから安心」「安いから危険」ではなく、内容と対応力で判断すべきサービスです。
複数社の見積もりを比較することで、相場感や見積書の信頼性も見えてきます。
Q8:車両費や機材費は基本料金に含まれていますか?
A:探偵社によって違います。
「車両・機材費込み」としている探偵社もあれば、「別途請求」として安価に見せているところもあります。
見積もり時には、**「基本料金に含まれていない項目は何か」**を明確にすることが重要です。
Q9:証拠が裁判で使えるかどうかで料金に違いはありますか?
A:証拠の精度や形式により、報告書の制作費に差が出ます。
裁判資料として通用する報告書(証拠映像・時間記録・撮影条件など)は、より精密な編集や専門的な記述が必要です。
その分、報告書作成費や映像編集費が追加されることがあります。
Q10:依頼を迷っていますが、相談だけでもできますか?
A:もちろん、相談だけでも問題ありません。
多くの探偵社では、相談のみ/匿名での問い合わせも受け付けています。
「この程度で依頼していいのか…」とためらう必要はありません。
少しでも不安があるなら、まずは無料相談から一歩踏み出してみることが大切です。
より多くの疑問や不安に関しては、よくある質問ページもご確認ください。
💡現役探偵からの総まとめ
「探偵に依頼するという行為は、人生の中でも大きな決断です。だからこそ、分からないこと・不安なことはどんどん聞いてください。
本当に信頼できる探偵は、あなたの不安に真摯に答えてくれるはずです。」
11. 現役探偵からのアドバイス|信頼できる探偵はここが違う
探偵を選ぶとき、多くの方が「料金の安さ」「成功率の高さ」「調査日数の短さ」など、目に見える要素だけで判断してしまいがちです。
しかし、本当に信頼できる探偵は**“数字では見えない部分”にこそ違いが出ます。**
私自身、20年以上探偵業に携わり、のべ10,000件以上の浮気・人探し・企業調査に携わってきました。
その中で、「この探偵は信頼できる」「この探偵社は長く続く」と感じた共通点がいくつかあります。
この章では、そんな“現役探偵が見るプロの条件”をお伝えします。
✅ 信頼できる探偵に共通する5つの特徴
① 嘘をつかない。できないことは「できない」と言う
調査には必ず“限界”があります。
「100%浮気の証拠が取れます」と断言する探偵がいたら、それは要注意。
プロであればあるほど、現場の不確実性や失敗リスクを正しく説明します。
誠実な探偵は、依頼者の期待を煽るより、“リスクも含めて真実”を話します。
② 見積もり・契約内容を“素人目線”で丁寧に説明できる
専門用語ばかり並べたり、「とりあえず契約書にサインしてください」と急がせる探偵は危険です。
信頼できる探偵は、料金の仕組み・契約条項・成功報酬の定義などを分かりやすく丁寧に説明し、「なぜこの費用になるのか」を納得できるよう導いてくれます。
③ 調査の提案が「依頼者の目的」に合っている
たとえば、離婚が目的なのか、証拠で配偶者を説得して再構築したいのか――
この“目的の違い”によって、調査の内容や必要な証拠はまったく変わります。
信頼できる探偵は、契約を取るための提案ではなく、依頼者のゴールに沿った調査提案を行います。
④ 調査後のフォロー・活用アドバイスがある
「はい、調査終わりました。報告書はこちらです」で終わる探偵は、実は多いのが現実。
しかし、本当に大切なのは証拠をどう使うか。
弁護士との連携や、配偶者との話し合い方法など、調査後の行動に伴走してくれる探偵こそ、信頼するに値します。
⑤ 一つひとつの質問に“誠意と温度”をもって対応する
これは数値化できませんが、最も大事なポイントです。
あなたの不安、葛藤、疑念を真剣に受け止め、「誰よりも依頼者に寄り添おう」とする姿勢があるかどうか。
良い探偵は“調査力”と同じくらい、“人としての誠実さ”を持っています。
🕵️ 現役探偵から、あなたへのメッセージ
あなたが探偵に依頼しようとする背景には、きっと大きな悩みや葛藤があるはずです。
私たちは、その重さを理解しているからこそ、無責任な言葉や曖昧な調査提案はしません。
安心して一歩踏み出せるよう、情報提供から契約、調査、報告、そして解決まで、全力で伴走します。
✨本当に信頼できる探偵とは…
- あなたの悩みに耳を傾け
- 不安に真摯に答え
- 数字では測れない“人としての誠実さ”で向き合う存在です。
12. まとめ|後悔しない探偵費用と信頼できる依頼の仕方
探偵に調査を依頼するというのは、決して気軽な選択ではありません。
特に「費用」の問題は、誰もが悩み、ためらうポイントの一つです。
- 「この金額に見合う結果が得られるのか?」
- 「あとで高額な追加費用を請求されないか?」
- 「本当に信頼できる探偵なのか?」
そんな不安を抱えながら、情報を集めている方も多いことでしょう。
◆ このコラムでお伝えしてきたこと
- 探偵費用の相場や料金体系の仕組み
- 見積書の内訳と契約書で注意すべきポイント
- 安すぎる探偵のリスクと失敗事例
- 調査費用を抑えるための具体的な方法
- 浮気調査・人探し・企業調査のリアルな費用事例
- 失敗しない探偵選びのための10のチェックリスト
- 現役探偵が語る「信頼できる探偵の見分け方」
◆ 探偵費用で「損する人」「納得できる人」の違いとは?
✔ 損する人:価格だけで選び、契約内容をよく確認せずに依頼してしまう
✔ 納得できる人:目的・予算・信頼性を見極めた上で、調査内容に合った依頼先を選んでいる
重要なのは「高い・安い」ではなく、**あなたの目的に対して“妥当かどうか”**です。
◆ 探偵選びのゴールは「あなたの悩みを解決すること」
証拠を手に入れるだけでなく、その後の人生をより良くするために、探偵という選択肢があります。
だからこそ、選ぶ探偵は「調査力」だけでなく、「信頼・説明・人間性」のすべてを備えている必要があります。
✅ 最後に伝えたい、後悔しないための3つの行動
- “費用の仕組み”を理解しよう
→相場・料金体系・内訳・追加費用のパターンを知れば、余計な出費を防げます。 - 複数社に相談・見積もりを依頼しよう
→1社だけで決めず、比較することで信頼できる業者が見えてきます。 - 「不安なまま契約しない」ことを徹底しよう
→契約書の曖昧さや説明不足は、トラブルのもと。納得できるまで質問しましょう。
🌱 不安を解消し、第一歩を踏み出すなら
探偵への依頼は、あなたの人生や未来を守るための大切な手段です。
不安や迷いを感じたまま、ひとりで抱え込まず、信頼できる探偵社にまずは「相談」してみてください。
あなたの悩みが軽くなり、
真実と向き合い、
次の一歩を前向きに踏み出せる――
そのための第一歩を、私たちは全力で支えます。
📞 総合探偵社R.A.Dでは24時間無料相談受付中!
- 匿名相談OK
- LINE相談/電話/メール どれでも対応可能
- 見積もり・調査提案までは完全無料
総合探偵社R.A.Dお問い合わせ窓口0120-55-006824時間365日承っております
メールでのお問い合わせはこちら 24時間365日承っておりますこのコラムが、あなたにとって「失敗しない探偵選び」の力になれば幸いです。
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この探偵コラムの著者
梅澤 賢樹
Umezawa Masaki
総合探偵社R.A.D CEO
株式会社ディバイン 代表取締役社長
総合探偵社リザルト東京 副代表
株式会社リザルト 専務取締役
PROFILE
大手探偵社にて探偵としての調査スキルを習得した後、独立。探偵歴23年のキャリアを誇り、年間500件以上の浮気問題や人探しなどの探偵業務を取り扱う現役の探偵として活躍している。2007年に東京都港区六本木に「総合探偵社リザルト東京」を設立。六本木を中心としたエリアで浮気調査・企業の法人調査を多数取り扱う。2023年に新たに総合探偵社R.A.Dを埼玉県川口市に設立。主に東京都・埼玉県内を中心に年間約500件の浮気調査を取り扱うカリスマ探偵として活躍中。
浮気問題に強い弁護士や家庭問題を取り扱うカウンセラーなどの専門職と連携して多くの浮気問題を解決してきた実績がある。
・20年間で延べ10,000件超の尾行・張り込み実績あり
・探偵業法/個人情報保護法研修を年1回研修を実施
・探偵業開始届出証明書番号:埼玉県公安委員会 第43230057号(総合探偵社R.A.D)
・探偵業開始届出証明書番号:東京都公安委員会 第30070007号(総合探偵社リザルト東京)
・弁護士事務所、家庭問題カウンセラー協力契約店
・離婚調停/訴訟提出用報告書の裁判採用率96%(2023‑2024)
