素行調査を知る上ではじめに…

「最近、帰宅時間が明らかに不自然だ」
「出張と言っているが、本当に仕事なのか分からない」
「結婚前に相手の素性をきちんと確認しておきたい」

こうした不安を抱えたとき、多くの方が検索する言葉が「素行調査」です。

しかし実際には、

  • 素行調査とは何をするのか
  • 浮気調査と何が違うのか
  • どこまでが合法なのか
  • 本当に意味のある調査なのか

これらを正確に理解している人は多くありません。

まず結論からお伝えします。

目次

  1. はじめに|なぜ今「素行調査」が注目されているのか
  2. 素行調査とは何か?基本定義と調査の目的
  3. 素行調査で分かること|行動・接触人物・立ち寄り先
  4. 素行調査でできないこと|違法行為の明確な線引き
  5. 浮気調査との違い|目的・証拠力・調査設計の違い
  6. 素行調査の具体的な調査手法|尾行・張り込み・撮影
  7. 実際に多い依頼ケース|配偶者・婚約者・法人・家族
  8. 素行調査の費用相場と料金体系|時間制・パック制・成功報酬
  9. 素行調査が失敗するケースと成功率を上げるポイント
  10. 依頼前チェックリスト|準備すべき情報と注意点
  11. よくある質問(FAQ)|合法性・費用・証拠能力
  12. まとめ|素行調査は「事実を知るための手段」

【定義】素行調査とは?

素行調査とは、特定人物の行動・交友関係・立ち寄り先などを、法律の範囲内で記録し、客観的事実を明らかにする探偵業務です。

1. 素行調査とは何か?基本定義

結論:素行調査とは何か?

素行調査とは、特定人物の行動・接触人物・立ち寄り先などを、法律の範囲内で記録し、客観的な事実を明らかにする探偵業務です。

これが最も簡潔で正確な定義です。

素行調査は「疑いを断定する調査」ではありません。
あくまで“事実確認”を目的とした調査です。


素行調査の本質

素行調査の本質は、感情ではなく「行動の事実」を可視化することです。

人は、

  • 怪しいと感じる
  • 不安になる
  • 想像が膨らむ
  • 確信に変わる

という心理プロセスを辿ります。

しかし、その多くは“推測”です。

素行調査は、その推測を事実ベースで整理します。


素行調査の対象となる情報

素行調査では主に以下を確認します。

① 行動の流れ

  • いつ外出したか
  • どこに立ち寄ったか
  • どのくらい滞在したか

② 接触人物

  • 誰と会っているか
  • 接触頻度
  • 継続的関係かどうか

③ 行動パターン

  • 特定曜日の行動
  • 反復性の有無
  • 通常と異なる動き

これらを尾行・張り込み・撮影で記録します。


素行調査は何のために行うのか?

素行調査の目的は大きく分けて3つあります。

1. 事実確認

疑いを解消するため。

2. リスク管理

結婚前・企業管理・家族トラブル予防。

3. 証拠保全

必要に応じて裁判資料として活用。


素行調査と「調査」という言葉の誤解

「調査」と聞くと、

  • データを抜き取る
  • ハッキングする
  • 裏情報を取得する

といったイメージを持つ方もいます。

しかし、探偵業は違います。

探偵は以下の法律を前提に業務を行います。

  • 探偵業法
  • 個人情報保護法
  • 刑法(住居侵入・不正アクセス等)
  • プライバシー権に関する判例

つまり、

合法的に観察できる範囲のみが調査対象です。


素行調査の具体的な調査方法

素行調査の基本手法は次の通りです。

  • 尾行(徒歩・車両)
  • 張り込み
  • 写真・動画撮影
  • 行動記録の時系列整理

地道で、アナログで、非常に緻密な作業です。

映画のような派手さはありません。


素行調査の対象者

素行調査は配偶者だけが対象ではありません。

  • 婚約者
  • 恋人
  • 子ども
  • 社員
  • 取引先
  • 高齢親族

対象は幅広いです。


素行調査のゴール

素行調査のゴールは、

「黒か白か」ではなく、

事実を把握し、次の行動を決められる状態を作ること。

私は20年以上現場に立っていますが、
依頼者が本当に求めているのは“断罪”ではありません。

「安心」か「決断材料」です。


素行調査とは、

法律の範囲内で対象者の行動事実を記録し、客観的に整理する探偵業務

です。


【30秒で分かる要点】

  • 対象者の行動を尾行・張り込みで確認
  • 合法的手段のみで実施
  • 浮気以外にも幅広い目的で利用
  • 裁判資料になり得る客観的証拠の収集
  • 感情ではなく「事実」を可視化する調査

素行調査の本質は、「疑いを断定すること」ではありません。
感情を排除し、事実を整理することです。

人は、不安を抱え続けることが最も消耗します。
白黒が分からない状態こそ、精神的負担が大きいのです。

私は20年以上この探偵業務に携わってきましたが、多くの依頼者がこうおっしゃいます。

「事実を知ったことで、やっと冷静になれました。」

素行調査は浮気を立証するためだけのものではありません。

  • 婚約者の信用確認
  • 子どもの交友関係の把握
  • 社員の勤務実態の確認
  • 高齢親族のトラブル予防

用途は幅広く、目的は一つ。

事実を知ること。

ただし、ここで重要な点があります。

素行調査は「何でもできる」わけではありません。

探偵は以下の法律を遵守して業務を行います。

  • 探偵業法
  • 個人情報保護法
  • 刑法(住居侵入・不正アクセスなど)
  • プライバシー権に関する判例

違法に取得された証拠は裁判で無効になります。
場合によっては依頼者自身が法的責任を問われる可能性もあります。

だからこそ、

  • 探偵ができること
  • 探偵ができないこと
  • 合法と違法の境界線

を正しく理解することが極めて重要です。

本記事では、現役探偵の視点から、

  • 素行調査の具体的内容
  • 分かること・分からないこと
  • 浮気調査との違い
  • 費用相場
  • 失敗しない探偵選び

を体系的に解説します。

不安を抱え続けるか。
事実を知り、前に進むか。

その判断材料を、ここで整理していきましょう。

素行調査のよくある誤解と解説

素行調査については、インターネット上に多くの情報がありますが、実は誤解も少なくありません。

ここでは、現場でよく耳にする「間違った認識」を整理します。


誤解①:素行調査=浮気調査である

これは最も多い誤解です。

確かに素行調査は浮気の確認にも使われますが、本来はもっと広い概念です。

素行調査は「行動確認全般」を指します。

  • 勤務実態の確認
  • 子どもの交友関係
  • 婚約者の信用調査
  • 社員の不正確認

浮気調査は、素行調査の一部に含まれるケースが多い、という位置付けです。


誤解②:探偵は何でも調べられる

映画やドラマの影響で、「探偵は裏からデータを抜き取れる」と思われることがあります。

しかし現実は違います。

探偵は法律の枠内でしか調査できません。

  • スマホのハッキング → 違法
  • 無断GPS設置 → 違法
  • 住居侵入 → 違法

できないことは、明確にできません。

むしろ違法依頼を断るのが正しい探偵です。


誤解③:1日で全て分かる

素行調査は「瞬間」ではなく「傾向」を見る調査です。

1日だけで全てを把握できるケースは稀です。

多くの場合は、

  • 2〜3日で傾向確認
  • 必要に応じて追加調査

という流れになります。


誤解④:証拠がなければ意味がない

「黒でなければ意味がない」と考える方もいます。

しかし実際には、

  • 問題がなかったと分かる
  • 誤解だったと確認できる

これも非常に大きな価値です。

疑い続ける精神的コストは想像以上に大きいのです。


誤解⑤:違法でも証拠が取れれば勝てる

これは非常に危険な誤解です。

違法に取得された証拠は裁判で無効になる可能性があります。

さらに、

  • プライバシー侵害
  • 不正アクセス
  • 住居侵入

などで依頼者が責任を問われることもあります。

合法であることが最優先です。


素行調査の本質

素行調査とは、

  • 暴くための調査ではなく
  • 断罪するための調査でもなく

事実を整理するための調査です。

白黒をつけることが目的ではなく、
冷静な判断材料を持つことが目的です。

繰り返しになりますが、私は20年以上探偵の仕事をしてきました。

その上で、多くのご依頼者様と接してきた意見として、「事実を知ったことで、感情が落ち着いた」

と話される方が最も多いのです。


2. 素行調査で分かること

素行調査は「何が分かるのか?」が最も多い質問です。

結論から言えば、

素行調査で分かるのは「対象者の実際の行動事実」です。

推測ではありません。
証拠付きの行動記録です。

ここでは、具体的にどこまで分かるのかを詳しく解説します。


2-1. 行動の流れ(タイムライン)

素行調査で最も基本となるのが、対象者の行動記録です。

具体的には:

  • 何時に自宅を出たか
  • どの交通手段を利用したか
  • どこに立ち寄ったか
  • 何分滞在したか
  • 誰と合流したか
  • 何時に帰宅したか

これらを分単位で記録します。

なぜタイムラインが重要なのか?

行動は断片では意味を持ちません。

例:

×「異性と歩いていた」
〇「異性と合流 → ホテル入室 → 6時間滞在 → 同時退出」

このように“連続性”が重要です。

素行調査では、単発の瞬間ではなく、
行動の流れ全体を可視化します。


2-2. 接触人物の特定

素行調査では、対象者が「誰と会っているのか」を確認できます。

  • 同一人物との接触頻度
  • 継続的関係の有無
  • 会う時間帯(昼・深夜)
  • 密室環境への移動

ここで重要なのは「反復性」です。

1回偶然会っただけなのか、
毎週同じ人物と会っているのか。

この差は大きいです。


2-3. 立ち寄り先の傾向

対象者がどこに行っているかも明らかになります。

例えば:

  • ラブホテル
  • ビジネスホテル
  • 高級レストラン
  • ギャンブル施設
  • 競合企業の事務所
  • 風俗店
  • 特定のマンション

単発ではなく、「頻度」と「滞在時間」が重要です。


2-4. 勤務実態の確認(企業依頼)

企業からの依頼で多いのが、社員の行動確認です。

分かること:

  • 本当に営業先に行っているか
  • 業務時間中に私的行動をしていないか
  • 競合他社との接触
  • 情報漏洩リスクの兆候

法人案件では、損害防止の意味が非常に大きいです。


2-5. 金銭行動の間接的把握

素行調査は銀行口座の中身までは見られません。

しかし、行動から推測できることがあります。

  • 高級店への頻繁な出入り
  • 現金決済中心の行動
  • 特定地域での夜間滞在
  • 高額消費エリアの利用

これらは「金銭トラブル」の兆候になります。


2-6. 浮気の兆候レベル

素行調査は浮気調査と違い、必ずしも不貞立証が目的ではありません。

しかし、以下は確認可能です。

  • 特定異性との継続的接触
  • 密室空間への移動
  • 宿泊行動
  • 深夜帯の長時間滞在

ただし、肉体関係の立証は浮気調査レベルの証拠が必要です。


2-7. 行動パターンの変化

素行調査で非常に重要なのが「変化」です。

  • 急に帰宅が遅くなった
  • 特定曜日だけ外出
  • 同じ時間帯に同じ場所へ移動
  • スマホ操作が増えた時間帯

変化は何らかの要因を示します。


2-8. 反復性と継続性

裁判や企業リスク判断で重要なのは「継続性」です。

  • 単発行動 → 偶然の可能性
  • 反復行動 → 意図的行動

素行調査は、継続性を証明できます。


2-9. 白であることも分かる

これは非常に重要です。

素行調査で分かるのは「黒」だけではありません。

  • 本当に仕事だった
  • 異性関係はなかった
  • 誤解だった

白と分かることは、精神的負担を大きく軽減します。

実際、多くの依頼者は「安心」を求めています。


2-10. 裁判で使える可能性

内容次第では、

  • 行動記録
  • 写真
  • タイムライン

が証拠資料になります。

ただし、これは調査目的と証拠レベルによります。


2-11. 素行調査で分かることまとめ

素行調査で分かるのは:

  • 行動の流れ
  • 接触人物
  • 立ち寄り先
  • 滞在時間
  • 反復性
  • 勤務実態
  • 行動の変化
  • 白黒の事実

つまり、

「想像」ではなく「行動事実」です。

3. 素行調査でできないこと(違法行為の明確な線引き)

結論

探偵は法律の範囲内でしか調査できません。

違法な手段で取得した証拠は、裁判で無効になる可能性があります。
場合によっては、依頼者自身が法的責任を問われることもあります。

素行調査を検討する上で最も重要なのは、
「何ができるか」ではなく「何ができないか」を理解することです。


3-1. 住居侵入はできない

対象者の自宅やマンションの共用部を超えて、

  • 無断で敷地内に入る
  • ベランダや窓から撮影する
  • 鍵を開けて侵入する

これらはすべて違法です。

刑法130条(住居侵入罪)に該当する可能性があります。

たとえ依頼者が配偶者であっても、
別居中の住居に無断で侵入する行為は違法となる場合があります。


3-2. スマートフォンのハッキングはできない

よくある誤解ですが、

  • LINEの中身を抜き出す
  • パスワードを解除する
  • メールを遠隔取得する

これらは不正アクセス行為に該当します。

不正アクセス行為の禁止等に関する法律に違反する可能性があり、
探偵も依頼者も処罰対象になり得ます。

探偵は“データを抜き取る”仕事ではありません。


3-3. 無断GPS設置はできない

GPS機器の設置には法的な制限があります。

特に問題になるのが:

  • 対象者名義の車両に無断設置
  • 共有名義でない車両への設置
  • 私有地内での取り付け

2021年の最高裁判例でも、
無断GPS設置はプライバシー侵害にあたると判断されています。

合法かどうかはケースごとに判断が必要であり、
安易に設置することはできません。


3-4. 盗聴器の無断設置はできない

  • 自宅への盗聴器設置
  • 車内盗聴
  • 事務所内盗聴

これらは重大なプライバシー侵害です。

通信の秘密(憲法21条)にも関わる問題であり、
刑事責任が発生する可能性があります。

探偵業務において、違法盗聴は行いません。


3-5. 銀行口座や通話履歴の不正取得はできない

探偵は、

  • 銀行残高を調べる
  • 通話履歴を入手する
  • クレジット明細を抜き取る

といった権限を持っていません。

これらは個人情報保護法や不正取得に該当する可能性があります。


3-6. 公的データの裏取得はできない

  • 住民票の不正取得
  • 戸籍の不正入手
  • 税情報の入手

これらは法律違反です。

探偵は公的機関の内部情報にアクセスできる立場ではありません。


3-7. 暴力・脅迫・強要は当然できない

調査中に、

  • 対象者を脅す
  • 無理やり問い詰める
  • 接触して揺さぶる

こうした行為は違法です。

素行調査は“接触しない調査”が原則です。


3-8. ドローンの無断飛行も制限あり

ドローンを使った撮影も、

  • 航空法
  • 小型無人機等飛行禁止法

の制限があります。

住宅密集地での無許可飛行は違法になる可能性があります。


3-9. 違法証拠は裁判でどうなるのか?

違法に取得された証拠は、

  • 証拠能力を否定される
  • 慰謝料請求が弱くなる
  • 不利な判断材料になる

可能性があります。

さらに、違法調査を依頼した依頼者が
損害賠償請求を受けるリスクもあります。


3-10. 合法調査の原則

探偵業は以下を前提に行われます。

  • 探偵業法
  • 個人情報保護法
  • 刑法
  • 判例によるプライバシー基準

原則は明確です。

「第三者が観察可能な範囲のみ」

これが素行調査の基本です。


できないことまとめ

素行調査では以下はできません。

  • 住居侵入
  • ハッキング
  • 無断GPS設置
  • 盗聴
  • 銀行情報取得
  • 公的データの不正入手
  • 暴力的接触

探偵は万能ではありません。

しかし、合法範囲内であれば
非常に高精度な行動記録が可能です。


現役探偵からの本音

違法調査を提案する業者は、
依頼者を守る気がありません。

本当に依頼者の将来を守る探偵は、

「それはできません」

と、はっきり言います。

できないことを明確に説明できること。
それが信頼の証です。

4. 浮気調査との違い

結論

素行調査は「行動確認」、浮気調査は「不貞の立証」です。

この違いがすべての本質です。

両者は似ているようで、目的・証拠レベル・費用・調査設計が大きく異なります。


4-1. 定義の違い

素行調査とは

対象者の行動・接触人物・立ち寄り先を確認する調査。

目的は「事実把握」。


浮気調査とは

不貞行為(肉体関係)を裁判で立証できるレベルまで証拠化する調査。

目的は「慰謝料請求・離婚裁判を想定した証拠取得」。


4-2. 目的の違い

項目素行調査浮気調査
主目的行動確認不貞立証
ゴール事実把握裁判対応
証拠強度状況証拠決定的証拠
使用場面不安解消・確認慰謝料請求・離婚

4-3. 証拠レベルの違い

素行調査

  • 異性と頻繁に会っている
  • 深夜に同一人物と移動
  • 特定マンションへの出入り

ここまでが確認範囲。

必ずしも「肉体関係」までは立証しません。


浮気調査

  • ラブホテル入室と退出
  • 宿泊施設への出入り
  • 反復性の証明
  • 滞在時間の記録

裁判で“不貞行為を推認できる”レベルまで証拠を揃えます。


4-4. 調査設計の違い

素行調査は比較的柔軟です。

  • 数日で傾向確認
  • 状況把握重視
  • 広い視野で観察

浮気調査は設計が緻密です。

  • 決定的瞬間を狙う
  • 複数回の証拠取得
  • 証拠能力を前提に構成

4-5. 費用の違い

浮気調査は証拠強度を求めるため、調査日数が増える傾向があります。

一般的には:

  • 素行調査:短期確認型
  • 浮気調査:複数回立証型

そのため、浮気調査の方が費用は高くなりやすいです。


4-6. 依頼者心理の違い

素行調査を依頼する方は、

  • まだ確信がない
  • 本当に怪しいのか確認したい
  • 事実だけ知りたい

浮気調査を依頼する方は、

  • 黒である可能性が高い
  • 慰謝料請求を考えている
  • 離婚を視野に入れている

段階が違います。


4-7. 途中で切り替わるケース

実務では、

「素行調査 → 浮気調査へ移行」

というケースが多いです。

最初は軽い確認目的でも、

  • 異性との継続接触が判明
  • 密室移動が確認

となれば、浮気立証へ方針転換します。


4-8. 裁判での扱いの違い

素行調査の報告書は、

状況証拠として扱われる場合があります。

一方、浮気調査は、

不貞の推認証拠として評価されます。

慰謝料請求を前提にするなら、
浮気調査レベルの証拠が必要です。


4-9. どちらを選ぶべきか?

判断基準は3つです。

① 確信度

疑い段階か、ほぼ黒か。

② 目的

事実確認か、法的対応か。

③ 予算

短期確認か、複数回立証か。


4-10. 現役探偵の実務判断

私は依頼時に必ずお聞きします。

「最終的にどうしたいですか?」

  • ただ安心したいのか
  • 慰謝料請求をしたいのか
  • 離婚を考えているのか

ゴールが違えば、調査設計も変わります。


4-11. まとめ

素行調査は行動確認のための調査、
浮気調査は不貞を立証するための調査です。


5. 素行調査の具体的な調査手法

素行調査は、映画のような派手な操作ではありません。
非常に地道で、戦略的で、緻密な作業の積み重ねです。

ここでは、実際に行われる主な調査手法を解説します。


5-1. 尾行(徒歩・車両・公共交通機関)

素行調査の基本は尾行です。

徒歩尾行

  • 商業施設内
  • 駅構内
  • 繁華街
  • オフィス街

対象者との距離感を保ちながら追跡します。

距離が近すぎれば発覚リスクが高まり、
遠すぎれば見失います。

経験が物を言う工程です。


車両尾行

  • 自家用車追跡
  • 高速道路移動
  • 郊外移動

複数台体制を組むこともあります。

信号停止時の位置取りや、
右左折時の判断は瞬間的な技術が求められます。


公共交通機関尾行

  • 電車移動
  • バス移動
  • タクシー乗車

乗車車両を分散して対応することもあります。

見失うリスクが高いため、
経験値が重要です。


5-2. 張り込み

張り込みは「動く前」を押さえる技術です。

主な場所:

  • 自宅前
  • 勤務先周辺
  • 特定マンション
  • ホテル出入口
  • 駐車場

数時間単位で待機することもあります。

重要なのは「自然さ」です。

目立たない車両、
服装、
立ち位置。

違和感を消すことが技術です。


5-3. 撮影技術(証拠記録)

証拠として有効な撮影には条件があります。

  • 顔が判別できること
  • 日時が明確であること
  • 入室・退出が連続していること
  • 距離感が分かる構図であること

暗所撮影では高感度機材を使用します。

証拠として使える写真と、
ただの写真はまったく違います。


5-4. タイムライン作成(時系列整理)

調査は撮影だけでは終わりません。

  • 何時何分に移動
  • 何時何分に合流
  • 滞在時間
  • 退出時間

これらを分単位で整理します。

裁判では「連続性」が重要になります。


5-5. 複数人調査体制

対象者の警戒度や移動範囲によっては、

  • 2名体制
  • 車両2台体制
  • エリア分散待機

を組みます。

単独調査では限界があります。


5-6. 事前情報分析

調査前には、

  • 行動パターン分析
  • 曜日傾向
  • 過去の不審日
  • 移動エリアの把握

を行います。

戦略がなければ成功率は下がります。


5-7. リスク管理

調査中は常にリスクを想定します。

  • 尾行発覚リスク
  • 交通事故リスク
  • トラブル回避
  • 法律違反回避

「バレない」だけでなく、
「合法であること」も最重要です。


5-8. 証拠保全

撮影後は、

  • データ保管
  • 原本保存
  • 改ざん防止管理

を徹底します。

証拠の真正性が重要です。


5-9. 調査終了後の報告書作成

最終的に、

  • 写真整理
  • 時系列表
  • 行動分析
  • 結論整理

を行います。

ここまでが素行調査です。

撮って終わりではありません。


5-10. 素行調査は「戦略」と「忍耐」

派手なテクニックよりも、

  • 継続観察
  • 精度
  • 冷静な判断
  • チーム連携

が成功の鍵です。


5-11. まとめ

素行調査の主な手法は、

  • 尾行
  • 張り込み
  • 撮影記録
  • 時系列整理
  • 証拠保全

です。

違法行為は行わず、
合法的観察のみで実施されます。

6. 実際に多い依頼ケース

素行調査は「浮気の確認」だけではありません。
実際の現場では、さまざまな理由で依頼があります。

ここでは、代表的なケースを解説します。


6-1. 配偶者の行動確認(疑い段階)

依頼背景

  • 急に帰宅が遅くなった
  • スマホを手放さなくなった
  • 休日の外出が増えた
  • 出張が急に多くなった

まだ「黒」とは言えない段階です。

多くの依頼者はこう言います。

「浮気だと決めつけたいわけではないんです。」

実際の調査例

  • 異性との継続的接触あり
  • 仕事後に特定マンションへ移動
  • 深夜まで同室滞在

→ この段階で「浮気調査へ移行」するケースもあります。

一方で、

  • 本当に仕事だった
  • 同僚との飲み会だった

と判明することもあります。

白が分かることも、大きな意味があります。


6-2. 婚約者・交際相手の信用確認

近年増えているのがこのケースです。

背景

  • 結婚を控えている
  • 金銭感覚が不透明
  • 過去の交友関係が不明
  • 家族構成に違和感がある

結婚は人生における大きな契約です。

調査で分かること

  • 二重交際の有無
  • 別の異性との接触
  • 借金問題の兆候
  • 生活実態の確認

結婚後に問題が発覚するより、
事前確認の方が精神的ダメージは小さく済みます。


6-3. 子どもの行動確認

親からの依頼も少なくありません。

よくある相談

  • 夜間外出が増えた
  • 交友関係が不明
  • 危険人物との接触が疑われる

調査内容

  • 放課後の立ち寄り先
  • 接触人物
  • 夜間滞在場所

これは監視ではなく、リスク回避です。

ただし、未成年の場合でも違法行為はできません。
合法範囲内での観察になります。


6-4. 社員の勤務実態確認(法人案件)

法人からの依頼も増えています。

背景

  • 営業成績が極端に低下
  • 直行直帰が多い
  • 情報漏洩の疑い
  • 競合企業との接触情報

実際の事例

  • 営業時間中にパチンコ店へ出入り
  • 競合企業社員との定期接触
  • 副業活動の確認

企業にとっては損害防止の意味が大きいです。


6-5. 高齢親族の交友関係確認

増えているのがこのケースです。

背景

  • 高額な出費が増えた
  • 見知らぬ人物と頻繁に接触
  • 投資話に巻き込まれている疑い

調査内容

  • 接触人物の確認
  • 行動パターン
  • 訪問頻度

詐欺被害の予防につながることがあります。


6-6. 離婚前の事実確認

離婚を決意しているが、
まだ証拠がないケースです。

依頼者の心理

  • 慰謝料請求を考えている
  • 親権争いが予想される
  • 有利な条件を確保したい

この場合、素行調査から浮気調査へ移行することが多いです。


6-7. 誤解が解消されたケース

印象的なのは「何もなかった」ケースです。

  • 本当に残業だった
  • 異性関係はなかった
  • 誤解だった

依頼者は涙ながらに言います。

「疑い続けなくて済みました。」

素行調査は破壊のためではなく、
安心のためでもあります。


6-8. 素行調査依頼の傾向まとめ

実際に多い依頼は:

  • 配偶者の行動確認
  • 婚約者の信用調査
  • 子どもの交友確認
  • 社員の不正確認
  • 高齢親族のトラブル予防

つまり、

不安の解消とリスク管理が主な目的です。


6-9. 現役探偵の実感

依頼者の多くは、
「黒を証明したい」のではありません。

本当に多いのは、

「安心したい」
「事実を知りたい」
「冷静に判断したい」

という気持ちです。

素行調査は、
感情を整理するための材料になります。


まとめ

素行調査の主な依頼ケースは:

  • 配偶者の行動確認
  • 婚約者の信用確認
  • 子どもの交友関係
  • 社員の勤務実態
  • 高齢者トラブル予防

目的は「事実の把握」と「リスク回避」です。

いいですね。
「7. 素行調査の費用相場と料金体系」は、依頼に直結する最重要パートです。

ここは単なる金額羅列では弱いです。

  • 相場
  • なぜその金額になるのか
  • 安すぎるリスク
  • 高すぎるケース
  • 見積りで確認すべき点
  • 現役探偵の本音

まで踏み込みます。


7. 素行調査の費用相場と料金体系

結論

素行調査の費用は、
調査時間・調査員人数・難易度によって大きく変動します。

一律料金ではありません。


7-1. 一般的な費用相場

目安としては以下の通りです。

■ 時間制プラン

  • 1時間あたり:8,000円〜20,000円(調査員1名)

※地域や難易度により差があります。


■ 1日調査(5〜8時間)

  • 10万円〜25万円前後

■ パック制(複数日)

  • 30万円〜60万円前後

これはあくまで一般的な相場です。


7-2. なぜ料金に幅があるのか?

料金が一定でない理由は、調査の性質にあります。

費用を左右する主な要素は:

① 調査員人数

  • 1名体制か
  • 2名体制か
  • 車両複数か

対象者の警戒度が高い場合は複数体制が必要です。


② 移動手段

  • 徒歩中心
  • 車両追跡
  • 公共交通機関

車両使用時は車両費・燃料費が発生します。


③ 調査時間帯

  • 昼間
  • 深夜
  • 早朝

深夜帯は人員配置の難易度が上がります。


④ 地域性

  • 都市部(尾行難易度高)
  • 郊外(車両中心)
  • 地方(移動距離長)

環境によって戦略が変わります。


7-3. 安すぎる料金のリスク

「1時間3,000円」など極端に安い広告を見ることがあります。

注意が必要です。

安価な業者に多いケース:

  • 調査員1名のみ
  • 追跡体制が弱い
  • 写真が不鮮明
  • 報告書が簡易レベル
  • 追加費用が発生する

最も怖いのは、

証拠として使えない報告書になることです。

結果的に再調査になれば、総額は高くなります。


7-4. 高額になるケース

以下の場合は費用が上がる傾向があります。

  • 対象者の警戒心が強い
  • 移動範囲が広い
  • 突発的行動が多い
  • 複数都市を跨ぐ
  • 長期監視が必要

難易度が高い案件は人員も増えます。


7-5. 追加費用で揉めないために

見積りで必ず確認すべき項目:

  • 調査員人数
  • 車両費の有無
  • 延長料金
  • 深夜割増
  • 報告書作成費
  • 写真印刷費
  • 成功報酬の定義

「成功」の定義が曖昧な契約は要注意です。


7-6. 成功報酬型はどうなのか?

成功報酬型は魅力的に見えますが、

  • 成功条件が曖昧
  • 証拠の質が低い
  • 想定より高額になる

ケースもあります。

成功とは何かを明確にする必要があります。


7-7. 素行調査は高いのか?

費用だけを見ると高く感じるかもしれません。

しかし、

  • 誤解の解消
  • 離婚判断材料
  • 企業損害防止
  • 詐欺被害回避

これらのリスクと比較すると、
調査費用は“保険的支出”とも言えます。


7-8. 現役探偵の本音

安さだけで探偵を選ぶと、

  • 調査精度が落ちる
  • 証拠が弱い
  • トラブルになる

可能性があります。

逆に、適正価格であれば、

  • 証拠精度が高い
  • 裁判対応可能
  • 再調査不要

になる確率が上がります。


7-9. 費用を抑えるコツ

依頼者側でできること:

  • 不審日を特定する
  • 行動パターンを整理する
  • 無駄な長時間調査を避ける

事前情報が多いほど、調査は効率化できます。


7-10. 費用まとめ

素行調査の費用相場は、

  • 1時間8,000〜20,000円
  • 1日10万〜25万円
  • パック30万〜60万円

調査人数・時間帯・難易度によって変動します。


8. 素行調査が失敗するケースとその原因

結論

素行調査が失敗する主な原因は、
情報不足・戦略不足・過度な焦り・不適切な業者選びです。

調査は「運」ではなく「設計」で決まります。


8-1. 不審日が特定できていない

最も多い失敗原因です。

「とにかく怪しいから調べてほしい」

この状態では成功率が下がります。

なぜなら、

  • 行動が通常日だった
  • 不審行動は別の日だった
  • タイミングが合わなかった

という結果になる可能性が高いからです。

対策

  • 不審曜日を整理する
  • 過去の怪しい日を記録する
  • 直近の傾向を分析する

調査はピンポイント設計が重要です。


8-2. 調査対象が極端に警戒している

対象者が

  • 過去に尾行経験がある
  • 探偵を疑っている
  • GPSを警戒している

場合、難易度は一気に上がります。

発覚リスクが高い案件は、
複数人体制や高度な技術が必要です。

安価な単独調査では対応しきれません。


8-3. 依頼者が独自に動いてしまう

非常に多い失敗パターンです。

  • 対象者を問い詰める
  • 「調べている」と匂わせる
  • スマホを勝手に確認する
  • GPSを無断設置する

これにより対象者の警戒度が上がり、
証拠取得が困難になります。

調査前は静観が原則です。


8-4. 情報の出し惜しみ

依頼者が

  • 過去のトラブルを隠す
  • 怪しい人物情報を伝えない
  • 重要な日時を曖昧にする

と、戦略が組めません。

調査は情報戦です。

正確な情報が成功率を上げます。


8-5. 極端に安い業者を選ぶ

価格だけで選ぶと、

  • 調査員1名のみ
  • 車両1台のみ
  • 見失い率が高い
  • 証拠が弱い

結果として「証拠不十分」になるケースがあります。

再調査になれば、総額は高くなります。


8-6. 長期間放置しすぎる

不審行動があっても、

「様子を見よう」

と数か月放置すると、

  • 証拠が消える
  • 行動パターンが変わる
  • 関係が終わる

証拠の取得難易度が上がります。

タイミングは重要です。


8-7. 調査目的が曖昧

「黒なら離婚する」
「事実だけ知りたい」
「慰謝料請求したい」

目的によって設計は変わります。

目的が曖昧だと、

  • 証拠強度が足りない
  • 調査が中途半端
  • 追加費用が発生

という結果になります。


8-8. 突発的な行動変化

対象者が急に

  • 出張を取りやめる
  • 行き先を変更する
  • タクシーに乗る

と、追跡難易度が上がります。

複数人体制でないと対応が難しいケースもあります。


8-9. 証拠レベルの誤認

「写真があれば十分」と思われがちですが、

  • 顔が不明瞭
  • 入室のみで退出がない
  • 1回のみの接触

では証拠力が弱いことがあります。

裁判想定なら、
反復性と連続性が必要です。


8-10. 素行調査が“失敗”とは限らないケース

重要なのはここです。

調査で何も出なかった場合、

それは失敗でしょうか?

いいえ。

  • 本当に問題がなかった
  • 誤解だった
  • 安心できた

これも一つの結果です。


8-11. 現役探偵の本音

成功率を上げる最大のポイントは、

  • 情報共有
  • 冷静さ
  • 目的明確化

です。

焦りや怒りで動くと、成功率は下がります。

9. 素行調査を依頼する前のチェックリスト

素行調査は、感情だけで依頼するものではありません。

事前に整理すべきポイントがあります。

以下を確認しておくと、調査成功率が大きく上がります。


9-1. 本当に「事実を知りたい」のか?

まず自分に問いかけてください。

  • 黒だった場合、どうするか?
  • 白だった場合、どう受け止めるか?
  • 事実を受け入れる覚悟はあるか?

素行調査は、想像を現実に変えます。

その覚悟があるかどうかは重要です。


9-2. 不審な曜日・時間帯は特定できているか?

以下を整理しておくと調査効率が上がります。

  • 帰宅が遅い曜日
  • 急な外出日
  • 出張・飲み会の増加日
  • 怪しい時間帯

できるだけ具体的に。

「最近怪しい」より
「金曜の夜が多い」の方が成功率は上がります。


9-3. 対象者の基本情報は整理できているか?

最低限必要な情報:

  • 勤務先
  • 通勤手段
  • 車両情報(ナンバー)
  • 行動範囲
  • よく行く店

情報が多いほど、調査設計が精密になります。


9-4. 目的は明確か?

以下のどれに近いですか?

  • 事実確認だけしたい
  • 浮気の有無を知りたい
  • 慰謝料請求を考えている
  • 離婚を視野に入れている
  • 企業リスクを確認したい

目的によって、調査設計は変わります。


9-5. 予算の上限は決めているか?

費用が不安な場合は、

  • 上限予算を決める
  • 短期確認にする
  • 不審日限定にする

といった設計が可能です。

事前に整理しておくと話がスムーズです。


9-6. 自分で動いていないか?

以下は避けてください。

  • スマホを勝手に見る
  • 無断GPS設置
  • 対象者を問い詰める
  • 「調べている」と匂わせる

警戒心が上がると成功率が下がります。

調査前は“静観”が鉄則です。


9-7. 証拠レベルは理解しているか?

「写真が1枚あればいい」
というわけではありません。

裁判想定なら、

  • 連続性
  • 反復性
  • 入室・退出両方

が必要になります。

何のための証拠かを理解しておきましょう。


9-8. 違法調査を求めていないか?

探偵は万能ではありません。

  • ハッキング
  • 無断侵入
  • 盗聴

は違法です。

違法調査を提案する業者は避けるべきです。


9-9. 相談だけでも可能と理解しているか?

いきなり契約する必要はありません。

多くの探偵事務所では、

  • 無料相談
  • 概算見積り
  • 調査設計提案

が可能です。

話すだけで整理できることもあります。


9-10. 感情が先走っていないか?

怒りや焦りで動くと、

  • 余計な行動をする
  • 警戒させる
  • 不利な状況になる

冷静さが成功率を左右します。


依頼前チェックまとめ

素行調査を依頼する前に確認すべきこと:

  • 不審日を特定しているか
  • 目的を明確にしているか
  • 予算を整理しているか
  • 違法行為をしていないか
  • 感情的に動いていないか

成功率は事前準備で大きく変わります。


現役探偵からのアドバイス

最も大切なのは、

「今、動くべきか」を冷静に判断することです。

焦って契約する必要はありません。

しかし、
動くべきタイミングを逃すと証拠は消えます。

迷っているなら、
まずは情報整理から始めてください。

10. よくある質問(FAQ)


Q1. 素行調査とは何ですか?

素行調査とは、対象者の行動・接触人物・立ち寄り先などを、法律の範囲内で記録し、客観的事実を明らかにする探偵業務です。


Q2. 素行調査は違法ではありませんか?

合法的な手法で行う限り違法ではありません。

ただし、住居侵入やハッキングなど違法行為は一切できません。違法に取得した証拠は裁判で無効になる可能性があります。


Q3. 浮気調査との違いは何ですか?

素行調査は「行動確認」、浮気調査は「不貞の立証」です。

浮気調査は裁判を想定した証拠取得が目的となります。


Q4. どのくらいの期間調査すれば分かりますか?

ケースによりますが、

  • 1日で傾向確認できる場合もあれば
  • 数日間の観察が必要な場合もあります

不審日が特定できているほど、短期間で成果が出やすいです。


Q5. 調査はバレませんか?

絶対にバレないとは言い切れません。

しかし、経験豊富な調査員が戦略的に行えば発覚リスクは最小限に抑えられます。

依頼者が独自に動くと発覚リスクが高まります。


Q6. 費用はいくらかかりますか?

一般的な相場は:

  • 1時間 8,000円〜20,000円
  • 1日 10万円〜25万円
  • パック 30万円〜60万円

調査人数や難易度によって変動します。


Q7. 成功報酬型は安心ですか?

成功の定義が明確であれば安心ですが、

  • 条件が曖昧
  • 証拠の質が低い

場合は注意が必要です。

契約前に成功条件を必ず確認しましょう。


Q8. 調査で何も出なかった場合はどうなりますか?

何も出なかった場合でも、

  • 本当に問題がなかった
  • 誤解が解消された

という結果になります。

これは決して「失敗」ではありません。


Q9. 子どもの素行調査も可能ですか?

可能です。

ただし、未成年であっても違法行為はできません。
合法範囲内での観察となります。


Q10. 社員の素行調査は違法ではありませんか?

勤務実態確認や情報漏洩リスクの把握は合法範囲で可能です。

ただし、個人情報の不正取得はできません。


Q11. 調査中に対象者に接触しますか?

原則として接触はしません。

素行調査は“非接触型”の調査です。


Q12. 証拠は裁判で使えますか?

内容と取得方法によります。

合法的に取得され、連続性・反復性がある証拠であれば、裁判資料として活用される可能性があります。


Q13. 相談だけでも可能ですか?

多くの探偵事務所では無料相談が可能です。

相談のみで契約義務はありません。


Q14. どのタイミングで依頼すべきですか?

不審行動が続いている段階が理想です。

長期間放置すると証拠が消える可能性があります。


Q15. 探偵選びで最も重要なポイントは何ですか?

できないことを明確に説明できるかどうかです。

違法調査を提案する業者は避けるべきです。

FAQまとめ

素行調査に関する主な疑問は:

  • 合法性
  • 費用
  • 成功率
  • 証拠能力
  • 浮気調査との違い

です。

このことを事前に理解しておくことで、さまざまなトラブルを防げます。

11. まとめ|素行調査とは「事実を知るための手段」

ここまでお読みいただき、ありがとうございます。

最後に、もう一度整理します。


素行調査とは何か?

素行調査とは、対象者の行動事実を合法的に記録し、客観的に可視化する探偵業務です。

推測や憶測ではなく、
「行動の事実」を明らかにする調査です。


素行調査で分かること

  • 行動の流れ
  • 接触人物
  • 立ち寄り先
  • 滞在時間
  • 継続性の有無

つまり、

想像ではなく、証拠付きの事実です。


素行調査でできないこと

  • 住居侵入
  • ハッキング
  • 無断GPS設置
  • 盗聴
  • 公的データの不正取得

探偵は法律の範囲内でしか動きません。

違法調査は、依頼者自身のリスクになります。


素行調査が必要になるのはどんなときか?

  • 疑いを抱え続けているとき
  • 結婚前に確認したいとき
  • 企業リスクを把握したいとき
  • 離婚を視野に入れているとき

共通点はひとつです。

事実を知らないままでは、前に進めない状態。


事実を知ることは怖いことか?

正直に言えば、怖いです。

黒だったらどうしよう。
白だったら自分の疑いは何だったのか。

しかし、多くの依頼者がこう言います。

「事実を知ったことで、やっと冷静になれました。」

素行調査は、誰かを傷つけるためのものではありません。

感情を整理するための材料です。


現役探偵からの最後のアドバイス

焦って契約する必要はありません。

ですが、
動くべきタイミングを逃すと証拠は消えます。

迷っているなら、

  1. 不審日を整理する
  2. 目的を明確にする
  3. 無料相談で話してみる

それだけでも状況は整理できます。


最後にもう一度

素行調査とは、

合法的に行動事実を可視化し、冷静な判断材料を得るための手段

です。

疑いを抱え続けるのか。
事実を知って前に進むのか。

その選択をするための材料を、あなたはすでに持っています。


素行調査とは、対象者の行動・接触人物・立ち寄り先を法律の範囲内で記録し、客観的事実を明らかにする探偵業務です。

素行調査に関するお問い合わせ窓口

総合探偵社R.A.Dお問い合わせ窓口0120-55-006824時間365日無料相談承っております
〒332-0011 埼玉県川口市元郷6-11-13

メールでのお問い合わせはこちら 24時間365日無料相談承っております

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このコラム著者

梅澤 賢樹

Umezawa Masaki

総合探偵社R.A.D CEO
株式会社ディバイン 代表取締役社長
総合探偵社リザルト東京 副代表
株式会社リザルト 専務取締役

PROFILE

大手探偵社にて探偵としての調査スキルを習得した後、独立。探偵歴23年のキャリアを誇り、年間500件以上の浮気問題や人探しなどの探偵業務を取り扱う現役の探偵として活躍している。2007年に東京都港区六本木に「総合探偵社リザルト東京」を設立。六本木を中心としたエリアで浮気調査・企業の法人調査を多数取り扱う。2023年に新たに総合探偵社R.A.Dを埼玉県川口市に設立。主に東京都・埼玉県内を中心に年間約500件の浮気調査を取り扱うカリスマ探偵として活躍中。
浮気問題に強い弁護士や家庭問題を取り扱うカウンセラーなどの専門職と連携して多くの浮気問題を解決してきた実績がある。

・20年間で延べ10,000件超の尾行・張り込み実績あり
・探偵業法/個人情報保護法研修を年1回研修を実施
・探偵業開始届出証明書番号:埼玉県公安委員会 第43230057号(総合探偵社R.A.D)
・探偵業開始届出証明書番号:東京都公安委員会 第30070007号(総合探偵社リザルト東京)
・弁護士事務所、家庭問題カウンセラー協力契約店
・離婚調停/訴訟提出用報告書の裁判採用率96%(2023‑2024)

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