~探偵歴20年・年間300件超の浮気・不倫相談を受ける現役探偵の筆者が解説~


はじめに:不倫は「不法行為の可能性がある道徳的に間違った行為」

「遊びたいけど家庭は壊したくない」。そんな思いから不倫に踏み切る既婚男性は、実際のところ少なくありません。筆者は探偵として20年以上のキャリアがあり、年間約300件に及ぶ浮気・不倫に関する様々な相談を受けています。

不倫は法的リスク(不法行為)や道徳的な問題があり、家族を深く傷つけ、周囲にも迷惑をかけかねない行為です。しかし、あくまでも「自己責任」でそのリスクを理解し、覚悟を持って不倫するのであれば、極論ではありますが“個人の自由”と捉える方がいるのも事実です。そのような実態を知る立場から、今回はあえて“不倫を肯定する意図ではなく”、あくまでも「こういう現実がある」という視点を提供するため、不倫バレのリスクを最小限にしたいと考える既婚男性が選ぶ“既婚女性の特徴”を4つ解説します。


目次

  1. 日本人の生涯未婚率から見る恋愛の多様化
  2. 「バレない不倫」は自己責任と覚悟が必須
  3. 既婚者同士が選ばれやすい理由
  4. 1つ目の特徴:夫婦仲が良く、生活水準が安定している女性
  5. 2つ目の特徴:主に性欲解消が目的で、スポーツ感覚の関係を望む女性
  6. 3つ目の特徴:仕事や子どものコミュニティと切り離された環境で会える女性
  7. 4つ目の特徴:お互いの知り合いが出没しないエリアで逢瀬できる女性
  8. 不倫がもたらすリスクと、改めて考える“家族”の大切さ
  9. まとめ:不倫はいつでも「高リスク」だという意識を

1. 日本人の生涯未婚率から見る恋愛の多様化

2020年の国勢調査によると、日本人の「生涯未婚率」(50歳時点の未婚割合)は、男性で28.3%、女性で17.8%と年々上昇傾向にあります。晩婚化・非婚化の進展に伴い、恋愛観やパートナーシップの在り方は多様化しており、不倫や浮気問題に直面する人も増加傾向にあるといわれています。
筆者の探偵事務所にも、「夫婦関係がうまくいかない」「結婚まで踏み切れない」といった悩みを抱える方が多く相談に訪れます。それだけ既婚・未婚の枠を超えた恋愛が複雑化しているのが現状です。


2. 「バレない不倫」は自己責任と覚悟が必須

不倫は社会的にも道徳的にも否定されがちであり、実際に法律的には「不法行為」と見なされるケースがあります。家族を傷つける行為であることは言うまでもありません。
そのうえで、「バレるリスクを最小限に抑えたい」と考える人が少なくないのも事実です。これは不倫自体が良い悪いではなく、“そういう現実がある”という話です。重要なのは、不倫には必ずリスクが伴うということを理解すること。どんなに気をつけていても、発覚すれば精神的・金銭的に大きな代償を払う覚悟が必要です。
そして、探偵という職業の筆者が感じる感覚としては、「不倫は必ずバレる」と言うことです。


3. 既婚者同士が選ばれやすい理由

バレるリスクを最小限にしたいなら、相手は「独身女性」よりも「既婚女性」のほうが良いと安易に考える既婚男性も多いようです。理由は、お互いに家庭を壊したくないという意識から「不倫バレを防ぐための行動」が取りやすいからです。
とはいえ、既婚女性にもさまざまなタイプが存在し、なかには不倫バレのリスクが高いケースもあります。以下では、不倫バレのリスクを抑えた「比較的安全なダブル不倫相手」として、既婚男性が挙げる4つの特徴を紹介します。


4. 1つ目の特徴:夫婦仲が良く、生活水準が安定している女性

「今の生活を壊したくない」という意識が強い

ダブル不倫をする際、一番の前提となるのが「お互いの家庭を壊すつもりがない」という相互理解です。そのためには、既婚女性側に「現状の生活を維持したい」という意識が必要になります。

  • 夫婦仲が良好
  • 夫の収入や肩書きに不満がない
  • 生活レベルを落としたくない

こうしたモチベーションを持っている女性は、「離婚して新しい人生を始める」より「このまま家庭を守りたい」という心理が強く働くため、家族にバレないよう慎重に動くことが多いです。

夫婦仲が悪い女性はリスク増

逆に、夫婦仲が悪く不満が溜まっている女性だと、何かのきっかけで「もう離婚してやる!」と感情的になってしまう可能性も否定できません。そうなると、相手の既婚男性にしがみつき、周囲を巻き込む形で不倫が発覚することもあり得ます。


5. 2つ目の特徴:主に性欲解消が目的で、スポーツ感覚の関係を望む女性

恋愛感情の暴走を防ぎやすい

不倫の一番のトラブル原因は、気持ちが大きくなりすぎてしまうこと。特に既婚女性が「久しぶりのときめき」に心を奪われ、本気でのめり込むケースは珍しくありません。そうなると行動が制御不能になり、バレるリスクが急上昇します。

  • 性的欲求不満を解消したい
  • 恋愛感情を最小限に抑えたい
  • スポーツ感覚で身体の関係を楽しみたい

こうしたタイプの女性であれば、基本的に「後腐れのない関係」を希望しやすいもの。恋愛感情が少ないぶん、不倫を継続するうえで余計なトラブルが起こりにくいのです。

恋愛感情のコントロールができるかどうか

多少のドキドキやときめきは不倫の醍醐味かもしれませんが、最終的にはそれを“コントロール”できるかが鍵です。もし相手の女性が恋にのめり込みやすいタイプなら、「安全な不倫関係」を続けるのは難しくなるでしょう。


6. 3つ目の特徴:仕事や子どものコミュニティと切り離された環境で会える女性

表のコミュニティと“裏の顔”が交わらないように

不倫は“裏の顔”ですから、会社やPTAなど、日常的に顔を合わせるコミュニティと交わらない相手のほうがバレにくいのは当然です。

  • 職場の同僚や部下
  • 子どものママ友やPTA仲間

こうした相手との不倫は、一瞬の気の緩みで周囲に勘付かれ、噂が広まるリスクが高まります。勘の良い人なら、さり気ない言動の変化から関係を見抜いてしまうことも。

接点が少なければ安心度が増す

「裏の顔」を完全に隠し通すには、普段の生活圏やコミュニティと接点が極力ない相手を選ぶ必要があります。お互いの家庭を知る人に遭遇する可能性が低いほど、秘密を貫きやすいでしょう。


7. 4つ目の特徴:お互いの知り合いが出没しないエリアで逢瀬できる女性

“目撃情報”こそが不倫バレの大きな要因

「浮気現場をパートナー本人に見られなければOK」と思いきや、意外と多いのが“友人や知人からの目撃報告”です。友人や職場仲間、あるいはママ友などに偶然見られ、「あれ、この前○○さんが他の女性と腕組んで歩いてたよ」とパートナーに密告されるケースは少なくありません。

  • 自分や相手の友達の行動範囲を把握して避ける
  • 出没頻度の高い駅やエリアを外して行動する

こうした注意を常に払える女性は、リスクを低減する意識が高く、結果的に不倫バレの可能性を下げやすい相手といえます。


8. 不倫がもたらすリスクと、改めて考える“家族”の大切さ

ここまで“不倫バレを防ぎやすい既婚女性の特徴”を見てきましたが、あらためて強調したいのは、不倫がもたらす代償の大きさです。

  • 法的責任(慰謝料や離婚調停など)
  • 子どもや家族の心の傷
  • 社会的信用の失墜

何より、不倫は家族や周囲を深く傷つける可能性が高い行為です。軽い気持ちで始めたとしても、「バレなければ良い」という問題ではなく、精神的にも経済的にも取り返しのつかない事態を引き起こすかもしれません。


9. まとめ:不倫はいつでも「高リスク」だという意識を

「バレない不倫」のために必要な要素を挙げたものの、不倫が持つ本質的なリスクは消え去りません。特に、相手がどんなに慎重な性格であろうと、ちょっとした油断や不運が重なれば、あっという間にバレてしまうのが現実です。
筆者は探偵として不倫や浮気の調査に携わる立場から、多くの家庭の苦悩を見てきました。「不倫は絶対にダメ」と頭ごなしに否定するだけではなく、不倫が引き起こす悲劇を知っているからこそ、安易に踏み出してほしくないというのが正直な思いです。

  • 不倫には法的リスクがある
  • 家族を深く傷つける
  • 社会的信用を失う恐れがある

どれほど慎重に行動し、“バレにくい相手”を選んだとしても、完全な安全は存在しないという事実を、改めて認識していただければと思います。


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執筆者プロフィール:

梅澤 賢樹

Umezawa Masaki

総合探偵社R.A.D CEO
株式会社ディバイン 代表取締役社長
総合探偵社リザルト東京 副代表
株式会社リザルト 専務取締役

PROFILE

大手探偵社にて探偵としての調査スキルを習得した後、独立。探偵歴23年のキャリアを誇り、年間500件以上の浮気問題や人探しなどの探偵業務を取り扱う現役の探偵として活躍している。2007年に東京都港区六本木に「総合探偵社リザルト東京」を設立。六本木を中心としたエリアで浮気調査・企業の法人調査を多数取り合う。2023年に総合探偵社R.A.Dを埼玉県川口市に設立。主に東京都・埼玉県内を中心に年間約500件の浮気調査を取り扱うカリスマ探偵として活躍中。
浮気問題に強い弁護士や家庭問題を取り扱うカウンセラーなどの専門職と連携して多くの浮気問題を解決してきた実績がある。

・20年間で延べ10,000件超の尾行・張り込み実績あり
・探偵業法/個人情報保護法研修を年1回研修を実施
・探偵業開始届出証明書番号:埼玉県公安委員会 第43230057号(総合探偵社R.A.D)
・探偵業開始届出証明書番号:東京都公安委員会 第30070007号(総合探偵社リザルト東京)
・弁護士事務所、家庭問題カウンセラー協力契約店
・離婚調停/訴訟提出用報告書の裁判採用率96%(2023‑2024)

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